くらし マイタウン 社会教育だより

■みんなつながる
▽とみかの子どもたちのためにみんなでかんがえよう
10月26日に、富加の青少年を育てる会主催の「青少年を守るつどい」が開催されました。日頃より町の青少年育成のためにご尽力いただいている方々の表彰や小中学生の発表、そしてタレントの副島淳さんの講演会がありました。
富加小学校6年生の代表児童による発表では、富加町特色ある教育活動「岐阜研修」についての学習成果が紹介されました。発表では、見学で発見した新たな岐阜の魅力はもちろん、研修を支えてくださった方々への感謝や仲間と活動する楽しさについても触れられており、学びの多い2日間であったことを感じました。
中学生の発表では、オーストラリアダボ市での研修の報告や、今自分が考えていることについて、堂々と発表する姿が見られました。言葉を大切に選びながら聞き手に語りかける姿に成長を感じました。この会を支えてくれたのは双葉中のボランティア6人の生徒さんです。発表の司会、講師紹介や受付など、熱心に働く姿に講師の副島さんも驚いていらっしゃいました。富加町の宝である子どもたちの育ちをみんなで見守る温かい会ですので、来年度もぜひご参加ください。

■郷土資料館だより このまちのかたち3
▽加治田文芸の輪郭
11月3日の文化の日に「ようこそ江戸、加治田文芸の世界へ」を開催しました。多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。
国文学研究資料館の神作研一先生による基調講演では、江戸時代の加治田の人々が和歌や俳諧に熱心に取り組み、その学びは京都の歌人や公家に指導を仰ぐほど高度なレベルを目指していたことが紹介されました。後半のシンポジウムでは、中川豊先生(中京大学)が文之字屋平井家に残った加治田文芸資料の特質は、和歌・俳諧等を嗜んだ資料だけでなく各地との交流資料、彼らが出版あるいは購入した当時の刊本、京の師匠から伝授された書物など多種多様な資料群であると指摘されました。加藤弓枝先生(名古屋大学)は彼らが歌を詠む際に利用した『万葉集管見』という注釈書(テキスト)を掘り下げ、日本に残っている万葉集の注釈書としては非常に古く、重要な資料であることを紹介されました。最後は会場からの質問もいただきながら、日本の近世文芸史において加治田文芸資料が非常に高い価値を持っていることを語っていただきました。
加治田文芸資料は国文学研究資料館(東京都)の国書データベースにて画像公開しています。本紙掲載QRコードからご覧ください。