- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県白川町
- 広報紙名 : 広報しらかわ 2025年8月号
■信頼できる人(3人)に相談する
7月2日(水)に黒川中学校1年生、7月4日(金)に白川中学校1年生に「SOSの出し方」に関わる授業を行いました。この授業は、町として取り組んでいるものです。学校と教育委員会の協力はもちろん、保健福祉課の力も借りながら授業を進めました。「どうしようもなく悩んだ時どうすればよいか?」について、自分自身で考えたり、仲間の考えを聞いたりしながら、具体的な気持ちの在り様や行動の仕方について学ぶことができました。保健福祉課の方からは「悩んだ時は信頼できる人、いろいろな意見が聞けるので、できれば3人の人に相談してほしい。その3人の1人に保健福祉課の私たちを加えてほしい。」さらに、「どうしても自分では解決できない、悩みがあったら私たちはいつも町民会館にいるので来てほしい。」と声をかけていただきました。SOSの授業は、心の危機に陥った際、自身で対処できる力を身に付けるとともに、一人で問題を抱え込まないよう、適切に援助を求められるような態度や能力の育成を目的に行われる予防教育の授業です。これから先、悩むことは必ずあるはずです。そんな中でも耐える力、上手く乗り越える力を少しずつ身に付けていってほしいものです。下記に生徒の振り返りを載せます。
■生徒の振り返り
今までは、信頼できる人、母や友達に相談をしてきた。しかし、仲間が困った時にあまり共感せず相談にのる時もあった。今日の授業で白川町には「保健師さん」という相談にのってくれる人がいたり、仲間が困った時には共感し、相手を待ったりするということが大切だと知った。だから、これからは、共感して相談にのったり、「保健師さん」という相談できる人がいるんだということを頭に入れたりして生活していきたい。