文化 【特集】戦後80年「せんそうとへいわ」について語る

東白川村で活動する読み聞かせボランティア夢風船。普段は小学校での読み聞かせや、村のCATVで「1/2967の物語」の朗読などの活動を行っている。今年は戦後80年、風化しつつある戦争について知り、平和について考えるきっかけになることを願い、昨年から広島被爆体験記朗読会やドキュメンタリー上映会を企画・開催した。

◆第1部 広島被爆体験記朗読会 2024.6.28、29
東白川中学校とはなのき会館の2か所で、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館から被爆体験記朗読ボランティアの講師を迎え、原爆被害のDVD鑑賞、原爆体験記の朗読を行った。また参加者も心に残った詩の朗読を行った。

◆第2部 ドキュメンタリー映画「村と戦争」上映会 2024.10.6~2024.12.20
戦後50年に東海テレビが東白川村を題材に制作したドキュメンタリー「村と戦争」を中学校と村内3か所で上映した。250名近くが上映された映画を視聴して、満州開拓や兄をなくした弟たち、残留孤児などを知ることが出来た。

◆第3部 読み聞かせボランティア夢風船朗読会「戦後80年~せんそうとへいわ~」 2025.6.22
はなのき会館で戦地で書かれた日記や、白寿などに掲載された手記、実際に戦争経験者から聞き書きした体験談、この活動にあたり戦地に赴いた自身の父の話などを朗読した。また、昨年行われた「被爆体験記朗読会」「村と戦争映画上映会」等に参加した中学生の代表5名が戦争や平和について自分たちの思いを述べた。村内外からおよそ250名が訪れ、参加者は戦争や平和について改めて考える機会となった。

※詳しくは本紙をご覧ください。