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- 自治体名 : 静岡県静岡市
- 広報紙名 : 広報しずおか『静岡気分』 令和7年6月号
高齢者の難聴は、聞こえにくさから会話、コミュニケーションが困難となり、さらに社会とのつながりが希薄になることで、認知症や社会的孤立の要因となるといわれています。
難聴について正しく知り、この機会に自分の「聞こえ」を確かめてみませんか。
■難聴ってなあに?
難聴とは、いろいろな原因により、正常の聞こえの人に比べて「音や言葉が聞き取りにくい」という症状のことをいい、高齢者の2人に1人が難聴であるともいわれています。
難聴には、耳掃除や薬物治療、手術等で治る場合もあれば、加齢性難聴など、補聴器で聞こえを補うことで、生活の質を改善できる場合もあります。聞こえが悪いと感じたら、まずは医療機関で診断してもらいましょう。
■こんなことありませんか?あてはまるものに、チェック
・会話をしているとき、聞き返すことがよくある
・ドアのチャイム音や体温計の音に気がつかないことがある
・家族に「テレビやラジオの音量が大きい」と注意される
・大勢の人がいる場所や周りが騒がしい中での会話は、相手の声が聞き取りにくい
■聞こえの確認の会に参加してみませんか
対象:市内に住む65歳以上の人(無料)
アンケートや聞き取り確認の結果、聞こえに不安があった人を対象に、医療機関への受診勧奨を行います。
▽フォローアップ!!
受診をお勧めした人に、3か月後、電話で状況を伺います。
▽開催日 当日、直接会場へ
※1人あたり20~30分程度かかります。
混雑時は、終了時間より前に受付を終了する場合があります。
8月以降の開催日等、最新の情報は、市HP・広報紙をご覧ください。
■補聴器購入費用の一部補助
対象:会で受診勧奨され、医療機関で補聴器が必要と判断された人
※上限3万円。購入前に高齢者福祉課にご連絡ください。
※予算に達し次第、受付終了。会に参加していない人への補助はできません。
問合せ:高齢者福祉課
【電話】221-1586