健康 知ってほしいがんのこと

がんは、日本人の2人に1人以上が一生のうちにかかると推計されており、あなたやあなたの大切な人がいつかかってもおかしくありません。
がんを「自分事」として捉え、積極的な予防や検診への受診、患者さんやご家族への理解を深めましょう。

■予防と早期発見
がんは、生涯で2人に1人以上がかかり、さらに3人に1人は働く世代(20~60代)と言われています。※1
一方で、日頃の健康習慣でがんのリスクを減らしたり、がん検診等で早期発見・早期治療することで、生存率を高めることにつながります。
※1 国立がん研究センターがん対策情報センター(2019)/全国がん登録システム

▽がんのリスクを減らす5つの健康習慣
・禁煙する
・食生活を見直す
・適正体重を維持する
・身体を動かす
・節酒する

がんの原因すべてが生活習慣によるものではありません。

それでも、もしがんと診断されたら?

■患者等の支援
市内でさまざまな支援を受けることができます。詳しくは、保健衛生医療課、がん相談支援センターなどに配架されている「しずおかしがんガイドブック」や市HPをご確認ください。

▼無料でだれでも相談できるがん相談支援センター
県立総合病院【電話】247-6111(代表)
市立静岡病院【電話】253-3125(代表)
県立こども病院【電話】247-6278(直通)
静岡赤十字病院【電話】254-4311(代表)
静岡済生会総合病院【電話】280-5038(直通)

▼市の助成制度
・生殖機能温存治療費の補助
・ウィッグ・乳房補整具の購入費助成
・在宅療養に対する補助金

▽若年がん患者の在宅療養生活支援
40歳未満で介護保険によるサービスを利用できない人を対象に、訪問介護や福祉用具のレンタル・購入などの費用の一部を助成

▽意外に知らないがんのこと
・がんと診断されても、約8割の人が就業を継続
・希望する医療やケアを前もって考え、医師や家族などと繰り返し話し合い共有すること(ACP※2)が大切
・体や心のつらさを和らげる緩和ケアを、がんと診断された当初から受けられる
・自宅や老人ホームで最期を迎えるがん患者が増加
※2 アドバンス・ケア・プランニング。もしものときのために、望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組のこと。人生会議

■がん患者と家族のためのがんサバイバー交流会を開催します
日時:9/6(土)、13:30~15:30
場所:城東保健福祉エリア
内容:ミニ講演会・交流会
募集人員:がん患者、その家族など30人(無料)
申込み:本紙申込フォーム・電話または、申込書を郵送・窓口[8/1(金)~・申込順]
※申込書は保健衛生医療課、市HPなどにあります。

問合せ:保健衛生医療課(静岡庁舎14階)
【電話】221-1549