くらし 〔防災特集〕三つの柱「自助」・「公助」・「共助」で『もしも』に備える
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- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県焼津市
- 広報紙名 : 広報やいづ 2026年3月1日号
【三つの柱「自助(じじょ)」・「公助(こうじょ)」・「共助(きょうじょ)」で『もしも』に備える】
「南海トラフ地震」など、大規模災害時には、国や地方公共団体による「公助(こうじょ)」だけでなく、地域や身近にいる人で助け合う「共助(きょうじょ)」、そして一人一人が取り組む「自助(じじょ)」の3つが連携することで被害を軽減できます。
いつ起こるかわからない『もしも』の時に、自身や家族を守りましょう。
■防災対策(1) 潮風グリーンウォークが今月完成〔公助〕
〔最大クラスの津波の被害を軽減〕
津波から未来を守る緑の防潮堤「潮風グリーンウォーク」が、今月中に完成します。
最大クラスの津波や高潮から被害を軽減させるため、栃山川から大井川港にかけて堤防を粘り強い構造に改良したほか、盛土(もりど)に植栽し散策路を整備することで親しまれる施設となっています。
▼緑の防潮堤「潮風グリーンウォーク」とは
○最大クラスの津波の被害を軽減
潮風グリーンウォークは、栃山川から大井川港にわたる約5.1キロメートルの緑の防潮堤です(左図参照)。想定される最大クラスの津波(レベル2津波)に対して減災を図るため、市が国・県と連携を図りながら整備を進めてきました。
既存のコンクリートの海岸堤防をレベル1を超える津波が乗り越えた場合でも、施設の損傷を軽減させる「粘り強い構造」に改良しました。また、海岸堤防の陸側に新たに市が整備した盛土と植樹が一体となって、さらなる減災効果を発揮します(上図参照)。
津波の到達時間を遅らせ市民の皆さんの避難時間を確保するとともに、浸水面積を減少させる効果が期待されるため、大幅に被害を軽減させることができます。
▼市民の憩いの場に
盛土に植栽し、距離標や椅子を設けた散策路を整備しました。平時には、富士山や駿河湾を望み潮風を感じながらウオーキングを楽しめるなど、市民の憩いの場として活用されます。
問合せ:河川課
【電話】626-2173
■防災対策(2) 地域みんなで助け合いましょう〔共助〕
地震発生を想定し、各自主防災会で安否確認や情報伝達訓練を実施します。
また、この機会に各家庭で備蓄品や避難行動の確認も行いましょう。
▼災害時初動訓練
対象:市内在住の人
日時:3/8(日)9:00~11:30
会場:市内全域
訓練の流れ:
(1)訓練当日8:00に、同報無線で訓練前の事前放送を行います
(2)9:00に同報無線で流れる地震発生を知らせる訓練放送後に自身の安全を確保する行動を取ってください
(3)非常持ち出し品、「わが家の安否確認カード」、ペットがいる人はキャリングケースなどに入れたペットと一緒に、指定(緊急)避難場所へ避難(同行避難)します。その後、安否確認場所へ移動します
(4)「わが家の安否確認カード」を自主防災会役員に提出します
(5)訓練に参加した後、各家庭で非常持ち出し品や携行品を見直し、はぐれた時の家族同士の連絡手段や家庭内備蓄、家具転倒防止などの確認を行ってください
▼出前講座を受け付けています
市職員が市内へ出張し、防災知識や災害に対する備えなどについてお話します。
お気軽にご相談ください。
対象:自主防災会、事業所、学校や地域コミュニティ団体など
主な講座メニュー:
・災害への家庭内対策
・避難所の開設運営
・避難所運営ゲーム(HUG(ハグ))
・地震体験車
・AEDの取り扱い講習
・負傷者の搬送方法
・被災地での支援活動紹介
・風水害への備え など
問合せ:地域防災課
【電話】623-2554
■防災対策(3) できることから始めましょう〔自助〕
災害は、いつ起こるかわかりません。夏の暑い時期や冬の寒い時期に起こるかもしれません。あらゆる事態を想定し、日頃からの備えについて、今一度確認しておきましょう。
▼「避難所」と「津波避難場所」の違い
災害発生時に避難する場所は、「避難所」と「津波避難場所」があり、それぞれに役割があります。
○避難所
災害後に一定期間生活するための場所
○津波避難場所
津波から命を守るため、すぐに逃げる場所
津波の恐れがあるときは、まずは最寄りの「津波避難場所」や高い場所へ移動しましょう。「避難所」を目指すことで、かえって危険になる場合もあります。身を守る最善の場所に避難しましょう。
▼逃げるときは「暑さ・寒さ対策」も忘れずに
津波警報・注意報が出る季節によっては、避難中や避難先で暑さ・寒さ対策が必要になります。非常持ち出し品として「暑さ・寒さ対策グッズ」を用意しておきましょう。
○最低限持ち出してほしいもの
・飲み物(できれば複数本)
・防寒着
・帽子・タオル
・カイロ
・塩分補給できるもの
・防寒シート
※両手がふさがらないよう、リュックサックなどの非常持出袋にまとめておきましょう。
▼今すぐにできる3つの確認
・自宅や職場の「津波避難場所」を知っていますか
・避難ルートを実際に歩いたことがありますか
・暑さ・寒さを想定した非常持ち出し品を準備していますか
「知っている」から「できる」へ
日頃の確認が、いざという時の行動を助けます
問合せ:防災計画課
【電話】625-0128
