くらし 〔6月は土砂災害防止月間〕身を守る3つのポイントで水害や土砂災害に備える

水害や土砂災害は、主に大雨によって引き起こされます。ある程度予測できる災害であることから、日頃から避難先や避難行動を再確認しておきましょう。

■ポイント1 避難行動を確認
避難とは、避難所に行くことが全てではありません。安全な場所であれば、自宅や親戚宅、知人宅、宿泊施設も避難先となります。
ハザードマップを基に、家庭や職場周辺の危険箇所を事前に確認し、状況に応じて避難先を検討しておきましょう。

▼洪水ハザードマップを確認
洪水ハザードマップは、河川が氾濫したときに浸水する可能性がある区域や、避難所、土砂災害の危険などを地図上に表示し、災害に対する備えと適切な避難行動についてまとめたものです。
また、土砂災害警戒区域なども確認できます。災害に備えてがけ地に近接する住宅の移転を検討する場合は問い合わせてください。
洪水ハザードマップは、市ホームページで確認できます。

▼自宅避難
今いる家屋内に浸水の影響がない安全な場所があれば、自宅にとどまり2階以上に避難することも有効です。
※土砂災害(特別)警戒区域や家屋倒壊等氾濫想定区域では、自宅からの避難が原則です。

▼安全な親戚・知人宅への避難
避難所のほかに、安全が確保できている親戚や知人宅への避難も有効です。

■ポイント2 情報収集方法の確認
災害時に最新の情報を入手する方法を確認しておきましょう。

▼焼津市公式LINE〔要事前登録〕
緊急情報に加え、受信したい情報を選択し、生活に必要な各種情報を受け取ることができます。
登録方法:本紙右のQRコードから友だち登録をする

▼焼津市防災メール〔要事前登録〕
地震・気象・火災などの災害に関する情報をあらかじめ登録された人にメールでお知らせします。
登録方法:【メール】[email protected]に空メールを送信する

▼焼津市水防監視システム
気象情報や、市内の河川・海岸に設置されたカメラの画像をスマートフォンやパソコンで閲覧できます。

▼テレビ放送が提供する情報
テレビリモコンの「dボタン」から、テレビ放送のデータ放送で河川の水位情報や雨量の情報が閲覧できます。

▼焼津市防災ポータルサイト
災害時、防災情報を一覧で確認することができます。避難所の開設状況なども地図上で確認できます。

■ポイント3 「避難指示」までに必ず避難
▼避難情報からとるべき行動を確認しよう
大雨などにより災害発生の恐れが高い状況で、市から警戒レベル4「避難指示」が発令された場合は、危険な場所から必ず避難してください。

▼避難情報の伝達方法
市から発信する避難情報は、同報無線、緊急速報メール、市ホームぺージなどでお知らせします。

〔表〕警戒レベルと取るべき行動

■焼津市総合水防訓練(荒天中止・見学自由)
市では、梅雨や台風などによる出水期を迎えるに当たり、水害と土砂災害の複合的な訓練を関係機関(消防団・水防団・自衛隊など) と連携し実施します。
日時:6/15(日)8:30~11:00
会場:
・水防訓練…西島地先(大井川左岸河川敷)
・土砂災害訓練…浜当目コミュニティ防災センター

問合せ:
・河川課【電話】626-1118
・防災計画課【電話】625-0128
・建築住宅課(がけ地からの移転に関すること)【電話】626-2169