- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県下田市
- 広報紙名 : 広報しもだ 2026年1月号No.801
下田市の皆さん、こんにちは。令和7年4月1日より地域おこし協力隊「しもだ農業コーディネーター」として活動している新村陽(しんむらよう)です。出身は、神奈川県横浜市で、以前は医療機器の販売代理店で働いました。農業は未経験ですが、ずっと「農業をしてみたい!」という想いがあり、今回チャレンジしてみました。
下田市は母の生まれ故郷で、叔母に会いによく来ていました。海も山も人も素敵なこの街に惹かれ、移住することを決断しました。現在、耕作放棄地を再生させ、新規作物の栽培に挑戦しています。栽培品目は、セイヨウタンポポ、ヨモギ、アーモンドです。
タンポポ?と思った方も多いかと思います。実は、タンポポの根でコーヒーが作れるんです!ノンカフェインで母乳の出が良くなると言われていたり、様々な効能が期待できるため、漢方にも使われているそうです。特に妊婦さんや授乳中の女性が飲まれるケースが多いそうです。
ただ、現在市場で販売されているタンポポコーヒーのほとんどが海外産となっています。口コミを見てみると「国産のタンポポコーヒーが飲みたい」と書いてあったり「妊娠期間中に飲むので、海外産より安心できる国産のタンポポコーヒーが飲みたい」という意見が寄せられていました。どこも国産ブランドとして確立していないため、下田産タンポポコーヒーをブランド化できればと思い栽培しています。
農業を始めて驚いたのが耕作放棄地の多さでした。こんなにも増えているなんて…。耕作放棄地が増えると獣の棲家になり、近隣の畑の獣害被害に繋がります。また、耕作放棄地の再生を通じて実感したことが、とにかく大変ということ。木は好き放題に生えていて、耕すにも根っこだらけ。そして土作りには、3年もかかると言われております。そこで、土作りが不要ですぐ栽培可能なセイヨウタンポポ、ヨモギ、アーモンドを選択しました。基本的に水やりも不要なため、省力で広い面積の管理が可能。今は耕作放棄地をどんどん再生させ、耕作面積を拡大させています。
僕にとって耕作放棄地は宝の山で、農業にチャレンジしてみたい未経験者の背中を、少しでも押してあげられればと思い活動しています。一緒にチャレンジしましょう!そして耕作放棄地の価値を高め、問題解決に繋げていきましょう!ぜひ農業をチャレンジしてみたいと思っている方のご連絡お待ちしております!
問合せ先:産業振興課農林係
【電話】22-3914
