くらし 河津町地域おこし協力隊通信

■にゃんダルライフ vol.1
藤塚 美佐子(みさこ)(56歳)
千葉県出身。2025年10月、河津町地域おこし協力隊に着任。社会福祉協議会にて高齢者福祉を担当。

◇高齢の親の独居問題
はじめまして。地域おこし協力隊として、愛猫の寅丸と共に千葉から参りました藤塚美佐子です。生粋の千葉っ子である私が、なぜ河津への移住を決めたのか――それは一言でいえば「母のため」です。
幼くして父を亡くした私は、母の手ひとつで育ててもらいました。その母が、自分の故郷である河津に単身で戻ったのが今から約30年前のことです。年齢を重ねるにつれ、一人暮らしに不安を感じはじめたようで、そこで私は母のもとで一緒に暮らすことを決めました。
離れて暮らす高齢の親をどうするか。自分の地域に呼ぶ?親の地域に移る?同居する?近くに住む?施設にお願いする?それとも、離れて見守る?
この“正解のない問題”に直面したとき、私がまず考えたのは「自分が後悔しないためにはどうすればいいか」ということでした。
そして母が私にかけてくれた「自分の幸せを一番に考えなさい」という言葉を胸に私は気づきました。
「母のため」は「自分のため」「母の幸せ」は「自分の幸せ」この生き方がいちばん自然で、いちばん自分らしいのではないかと。これからも“無理せず、自分らしく生きる”をモットーに、河津での暮らしを楽しんでいきたいと思います。