- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県森町
- 広報紙名 : 広報もりまち 令和7年5月号
■エミュー牧場で地域活性化!
3月9日、三倉の大河内地区でエミュー牧場の開所式が行われました。エミューとは、オーストラリア原産で体長1.6~2.0メートルの大型鳥です。地域の過疎化が進む中、産業の発展や雇用の創出を目指し、地元出身者と住民の4名が開設し「天空の森だんらん村エミュー牧場」と名付けました。現在エミューは9羽飼育しており、今後は5年で1,000羽以上を目指します。
■みんなで元気にパフォーマンス
3月9日、文化会館大ホールで「第27回森町こどもの舞台フェスタ」が開催され、町内外で活動する8団体の子どもたちが出演しました。子どもたちに大きな舞台で発表する機会を持ってもらいたいと、森町ミキホール文化振興会が毎年開催しています。ピアノや琴、吹奏楽などの楽器演奏、ダンスやバレエなど、子どもたちが日頃の練習の成果を披露すると、来場者から温かい拍手が送られました。
■城下の町並みや文化に触れる
4月5日と6日の2日間、城下地区で第38回町並みと蔵展が開催されました。城下は昨年4月に引き続き2度目の開催となり、大勢の人出でにぎわいました。会場では森の茶やお菓子、手芸品などの販売、絵画の展示、古民家の公開などが行われました。5日には「藤江勝太郎と城下」を演題に、森町歴史伝統文化保存会会長の北島惠介氏が、城下の歴史や藤江勝太郎の歩みについて講演しました。
■桜舞う中舞楽奉納
4月5日と6日の2日間、国指定重要無形民俗文化財である「天宮神社の十二段舞楽」が地元の児童や天社こく団(氏子青年)により奉納されました。天下泰平や五穀豊穣を願う天宮神社の舞楽は、小國神社の舞楽と左右一対を成す「番舞」とされています。二番「色香」は、日輪・月輪を背負い、菩薩面を着けた二人の団員が左右に対峙し、満開の桜を背景に美しく優雅な舞を奉納しました。