- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県碧南市
- 広報紙名 : 広報へきなん 2025年12月号 №1973
No.118 庁舎タイムスリップ(4)新川町役場
新川の役場は、大浜村・棚尾村からそれぞれ分村した北大浜村・北棚尾村の各役場を前身とします。両村の役場は別々の場所にありましたが、明治十七年(一八八四)、北大浜村の役場が水門橋付近に建てられ、北棚尾村もこの役場を使用しました。
明治二十二年(一八八九)に両村は合併し、明治二十五年(一八九二)、新川町となります。役場は数度の移転を経て、現在の鶴ヶ崎区民館の位置となりました。写真の役場庁舎は新川中央病院の位置にあった新川高等小学校の旧校舎が用いられました。
昭和二十三年(一九四八)、碧南市誕生で旧町村役場庁舎は市役所支所や公民館に利用されました。中でも新川町役場の場合は、図書館として使用された時期があります。
碧南市の図書館の前身は新川町立新川文庫です。はじめは新川尋常小学校内に開設されましたが、昭和二十三年、碧南市役所新川支所内に移転し、名称も碧南市立図書館に改められました。支所廃止後も、図書館には多くの市民が訪れ、昭和三十七年(一九六二)に青年会館(現在の碧南市民図書館中部分館の位置)内へ図書館が移ると、役場庁舎は鶴ヶ崎公民館小会議場として活用されました。
昭和五十六年(一九八一)に新川公民館が新設されると、こちらは区民館になりました。昭和五十八年(一九八三)二月十四日未明の火災で建物はなくなりましたが、現在も鶴ヶ崎区民館の敷地入口に立つ石柱が役場時代の名残をとどめています。
問合せ:文化財課内市史資料調査室
【電話】41-4566
