くらし 哲学たいけん村無我苑で心安らぐひとときを
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- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県碧南市
- 広報紙名 : 広報へきなん 2026年2月号 №1975
西端地区にある哲学たいけん村無我苑。名前は聞いたことあるけれど、何をする施設か分からず訪れたことがない人もいるかもしれません。今回は、無我苑の魅力について紹介します。この機会に、無我苑に足を運んでみませんか?
■「無我愛」を全国に…
無我苑は、日本全国に向けて「無我愛(自分のことを考えず、相手や物事に心から尽くす純粋な愛)」を唱え、この地に居を構えた哲学者伊藤証信氏の遺族から土地などを市へ寄付いただいたことから建設されました。
1992年に開苑した無我苑は、展示ギャラリーのある瞑想回廊や茶室、研修道場などで構成されており、静かな環境に身をおいて心を落ち着かせ心の安らぎを得るとともに、自らを振り返って考え明日への活力を起こすことを意図しています。
■無我苑Photo gallery
無我苑を歩いていると、思わず写真を撮りたくなるスポットに出会えます。無我苑で撮影した写真を紹介します。無我苑を訪れた際には、あなただけのお気に入りの場所をぜひ見つけてみてください。
■無我苑でできる「たいけん」
哲学たいけん村無我苑には、名前のとおり「たいけん」がたくさんできます。その一部を紹介します。
▽涛々庵(とうとうあん)茶会
原則毎月第4日曜日に開催している市民茶会です。作法のわからない人でも、本格的な茶会を体験できます。季節の移り変わりを表現した菓子や、季節によって表情を変える日本庭園を楽しめます。
▽立礼茶席(りゅうれいちゃせき)
作法を知らない人も気軽に、椅子に座って抹茶と季節の菓子を楽しむことができます。季節によって表情を変える日本庭園を眺めながら、ゆっくりとした時間が過ごせます。
▽三曲定期演奏
涛々庵茶会と同じく原則毎月第4日曜日に、研修道場「安吾館」で箏(こと)、三弦、尺八による三曲演奏を開催しています。入場は無料で、子どもから大人まで楽しめる楽曲を演奏しています。目の前で奏でられる音の響きに癒やされます。
◆涛々庵茶会で席主を務め、茶道の先生として活動している鈴木宗江さんに話を伺いました。
お茶の楽しさを伝えたい
私は、「楽しい茶会にする」をモットーに活動を始めて30年ほどになりますが、昔と比べ、茶会の参加者が少なくなったり、自宅に和室がなく和菓子を口にしたことがない方もいたり、次第にお茶との縁が遠のいていると感じます。
茶会と聞くと参加へのハードルが高く感じられる方もいるかもしれません。しかし、無我苑で開催している涛々庵茶会や立礼茶席では、作法を気にせず、どなたでもお茶を楽しんでいただけます。お茶の雰囲気や魅力を体感していただけると思います。施設の見学と併せてお越しいただき、お茶に触れるきっかけにしてもらえるとうれしいです。
▽瞑想回廊
展示ギャラリーでの様々な展示、瞑想室やリラクゼイション・ルームでのリラックスを通して、哲学たいけんのきっかけを提供しています。
瞑想回廊中庭には竹林と植栽に囲まれた空間が広がっています。耳を澄ますと風にそよぐ葉の音、噴水から流れる水の音が聞こえてきます。
▽研修道場(安吾館)
会合やふれあいの場として利用できます。様々なふれあいも、自分を顧み、自分を深める「哲学たいけん」です。大人気の哲学講座やワークショップを開催しています。開催日時や内容は決まり次第、ホームページなどで周知します。
▽哲学の小径(こみち)
無我苑から油ヶ渕花しょうぶ園まで続く、長さ約690mの小径です。小径の途中には、地域にまつわる歴史や文化を感じられる案内や、哲学的な言葉や俳句を掲示するサインなどがあります。歴史や文化に思いを馳せながら歩いてみませんか?
▽瞑想室(メディテイションルーム)
瞑想室は、もの思いにふける部屋。室内には珍しい形の椅子が置かれ、常にリラックス効果のある香りで満たされています。数分間、目を閉じて静かに瞑想たいけんしてみませんか?
問合せ:哲学たいけん村無我苑
【電話】41-8522
