- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県碧南市
- 広報紙名 : 広報へきなん 2025年3月号 №1964
■『繋』未来に向けてバトンを繋ぐ~2025二十歳を祝う会~
1月12日(日)、二十歳を祝う会を開催しました。実行委員が一年をかけて企画から運営まで創り上げていくこの会。参加者も一体となって楽しめる会にしたい、という実行委員の願いが実現した会となりました。
▽『繋(つなぐ)』
二十歳を祝う会実行委員長 今野甚
二十歳を祝う会を多くの方々のご協力とご指導のもと、無事開催することができましたことを、深く感謝申し上げます。
今年のテーマは『繋(つなぐ)』。私たちはここ碧南で多くの人と繋がり、20年間を過ごしてきました。自分たちらしく、それぞれの場所で成長してきた私たちが、二十歳という節目の年に、未来に向けてバトンを繋げる。そんな想いをテーマに込めました。私たち実行委員8名は今年、新たにバンド演奏と合唱に挑戦することにしました。全員が未経験者で、何から始めたらよいかも分からず、何度も心が折れそうになりました。しかし、楽器演奏や合唱の指導をしてくださった先生方をはじめ、たくさんの方に支えられて、練習を重ねてきました。意見をぶつけ合うこともありましたが、全員が「会場が一体となる式を目指す」という思いのもと、皆で話し合ったり苦しいときには声を掛け合ったりして、本番に向かって意識を高め、当日を迎えることができました。
幕が上がった瞬間は人数に圧倒されましたが、この3ヶ月間必死に練習してきたことを思い出し、仲間を信じて全力を尽くしました。最後の合唱でも会場が一体となり、今までにない達成感でした。一生忘れることのない、最高のステージとなりました。たくさんの人との繋がりのおかげで無事終えることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。
これからの私たちには、たくさんの選択が待ち受けています。そのたびに、挫折したり、反対に新たな喜びが生まれたりするのではないかと思います。どんな選択が正解かは分からなくても、自分なりに出した答えを信じて、碧南でともに育った仲間との思い出を大切に、前を向いて歩んでいきたいと思います。新たな一歩を踏み出した私たちをこれまで支えてくださったすべての人への感謝の気持ちを胸に、これから先の明るい未来に笑顔のバトンを繋いでいきます。
■大人が変われば子どもも変わる運動(49)
▽不易流行~碧南高校創立100周年に向けて~
碧南高等学校教頭 内藤昌子
最近の気候変動による地球温暖化によって、今まで経験したことのない猛暑が続き、本校でも様々な対策を行っています。その中でも今年度入学生より新制服へ移行し、生徒の制服への関心が高まっています。制服を廃止にする学校もある中、「碧高生」らしさをイメージし、数パターンの組み合わせもできるよう考案しました。特に女生徒にはジェンダーフリーを意識し、スカートだけでなく、スラックスも選択できるようにしました。また、リボンやネクタイと両方から選べるなど、セーラー服の時とは違った、自分らしさを表現できる服装が実現できたと思います。また、暑さや寒さを自ら考えて服装を選ぶということも、様々な事象に対して柔軟に対応する力を養うことにも効果的であると考えます。
新制服は本校職員、生徒会が中心となって考えた制服ではありますが、3年間碧南高校の生徒の証として身に着け、学校生活をより快適に過ごしながら、碧南の街の風景の一部となることを願います。
■第21回「親子キャッチ575」最優秀作品と表彰式
青少年育成市民会議事業
「親子キャッチ575」作品募集に、市内小中学校、高等学校から3,802点の作品が集まりました。
575に思いを込めて、温かい家族の様子や子どもの成長を喜ぶ様子が伝わってくる作品が多数見られました。令和6年11月3日(日)に行われた碧南市文化祭芸能発表会の中で表彰式を行い、最優秀、優秀作品に選ばれた児童生徒に賞状と副賞を渡しました。
▽第21回親子キャッチ575最優秀作品
※詳しくは本紙をご覧ください。
■碧南市おやじの会
おやじの会の活動のねらいは、「父親同士の交流を図って連帯感を高めること」「子育てを母親任せにしないで、父親も家庭教育に関心をもつこと」「子どもの理解を深め、子どもからの信頼を得ること」です。親子参加型のイベントを工夫し実践することで、親子がふれあう機会を創出し、地域ぐるみでの子育ての一助を担っています。
▽元気ッス!へきなん
「元気ッス!へきなん」に出店者として、またパレード参加者として各地区おやじの会が参加しました。中学生ボランティアとともに、射的、水中コイン落とし、水風船つりなどのゲームやクラフト工作、お城型のエアー遊具にピザ、トロピカルジュース販売など、大人も子どもも楽しめるブースを出店しました。
▽子どものつどい
碧南市子ども会育成連絡協議会のイベントである「子どものつどい」に協力する形で、「紙飛行機作り」のブースを出店しました。自分で折った紙飛行機を使って、的をめがけて一生懸命飛ばす子どもたちと、その様子を温かく見守る保護者の姿が印象的な行事となりました。
▽各地区での活動
中央地区おやじの会による「ミニ四駆づくり」や、棚尾おやじの会による「とうもろこし狩り」など、親子がふれあいながら楽しめる行事を今年度も各地区で実施しました。
問合せ:市青少年育成市民会議
【電話】42-3511