文化 紙上名画展

期間：2025年10月7日(火)-12月21日(日)

■所蔵企画展　日本洋画コレクション　大地をめぐる6つの断章
1938年と1941年の夏から秋にかけて、安井曽太郎は上高地(長野県)に滞在・制作を行いました。とりわけ「焼岳」は、この期間に最も多く取り組んだ主題であり、噴煙を上げ続ける活動的な山の姿をたびたび描き出しています。
本作では、後景の中央にどっしりと山の姿が捉えられ、安定した印象を与える一方、前景ではリズミカルに白樺などの木々が配され、画面全体に躍動感を与えています。安井作品に特徴的な鮮やかな色彩により、山麓の爽やかな印象が見事に描き出されています。

※展覧会の会期、内容等が変更になることがあります。
※最新の情報はメナード美術館ホームページをご確認ください。

◇展覧会関連イベント「学芸員によるスライド・トーク」
安井曽太郎《焼岳》について当館学芸員が詳しく解説します
日時：11/29(土)　14：00～(約40分)　*開場・受付開始は13：30～
会場：アネックス(別館)
定員：30人(当日先着)
*会期中の入館券が必要
*その他のイベント情報はホームページで紹介

※詳しくは本紙をご覧ください。