くらし 情報PICK UP(1) 市の財政状況を報告します (令和6年度決算状況)

市の財政は、皆さんの暮らしに必要な基本的な行政サービスを行う一般会計、特定の目的や収入を持つ特別会計、利用料金等の経営活動による収入で賄う企業会計の3本柱で構成されています。前年度に市長が収入と支出を見積もって予算案を作成し、3月の市議会で決定。1年間その予算に沿って事業を進め、最終的に予算がどう使われたかを整理したものが「決算」です。令和6年度決算の各会計の財政状況と、皆さんの大切な税金などがどのように活用されたかをお伝えします。

■一般会計の決算状況
福祉、子育て・教育、道路や公園の整備、防災、環境、文化・スポーツなど市の基本的な行政サービスの経費をまかなっている会計が「一般会計」です。皆さんの税金の多くがここで活用され、日々の安心と将来のまちづくりにつながっています。

◇市税内訳 ( )内は全体に対する構成比
・固定資産税 (25.1%) 166億3,130万円
・市民税 (20.7%) 137億2,604万円
・都市計画税 (3.0%) 20億2,184万円
・市たばこ税 (1.8%) 11億6,567万円
・軽自動車税 (0.6%) 4億2,082万円

市税は増収となりました。定額減税の影響で個人市民税は減少した一方、企業収益の堅調な推移により法人市民税が増加したことなどが要因です。また、国庫支出金は減少しましたが、市債や地方特例交付金が増加し、歳入総額は前年度比5.6%増加しました。

◇歳出決算額を性質別に分類すると…
・義務的経費 (47.1%) 301億2,198万円 (扶助費/人件費/公債費)
・投資的経費 (9.5%) 60億4,224万円 (普通建設事業費)
・その他 (43.4%) 277億9,408万円 (物件費/補助費等/繰出金等)

衛生費で新型コロナウイルスワクチン予防接種事業費、土木費で下水道事業会計繰出金がそれぞれ減少しました。一方、民生費で総合経済対策に伴う臨時給付金支給事業費や教育・保育事業費が増加、教育費で市民会館施設整備事業費が増加し、歳出総額は前年度比7.8%増加しました。また、歳入歳出差引額は、24億2,124万円となりました。

■特別会計の決算状況
特別会計は、特定の目的や収入がある事業ごとに収支を明確にするため、一般会計とは切り離して独立管理する会計です。国の制度で特別会計処理が定められているものも含まれます。

令和6年度は、8つの特別会計の合計で、歳入277億2,014万円、歳出272億5,864万円、歳入歳出差引額は4億6,150万円となりました。

令和6年度の一般会計および特別会計の歳入歳出差引額は、歳入総額940億9,968万円から歳出総額912億1,694万円を差し引き、28億8,274万円となりました。ここから翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支額は、約19億4,700万円となりました。

■企業会計の決算状況
企業会計は、利用者の料金などで運営する独立採算方式の会計です。決算は、当該年度の経営活動に伴う「収益的収支」と、施設整備・更新や借入金償還などの収支を表した「資本的収支」に分けて経理します。経営の赤字・黒字は、消費税等を除いた損益計算書で判断し、日々の経営状況と将来投資を切り分けて確認することで、財政の健全性評価に役立てています。

問合先:財政課
【電話】76-1190