- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県大府市
- 広報紙名 : 広報おおぶ 2026年2月1日号
Adam Simmonds
■アダムとハウンのインターナショナルリレーコラム
「チャッピー」と「clanker」
最近、ChatGPTなどの生成AI(以下「AI」)を「チャッピー」という愛称で呼び、友人のように恋愛相談などを持ち掛ける人もいるようです。この言葉が2025年の流行語大賞にノミネートされるほど、日本ではAIとの会話を楽しんでいる人が増えているということでしょう。
一方、辞書出版社コリンズが発表した2025年の英語の「年の言葉」の候補に「clanker(クランカー)」という言葉がありました。clankerは映画の『スターウォーズ』でロボットを侮辱する表現として知られています。日本語吹き替えでは、「ブリキ野郎」と訳されていますが、語源は金属がぶつかったり落ちたりする音「clank(カランカラン)」からきています。また、ロボット以外にも、質の悪い回答をするAIへのいら立ちを表す言葉としても使われています。
アメリカなどでは、移動式ごみ箱のような形をした無人配達ロボットが街中を動き回っていて、歩行者や車両の通行を妨げると運転手などから「clanker!」と怒鳴られることもあるそうです。
AIを相棒のチャッピーと呼ぶほど愛着を持つ人もいれば、人工知能やロボットに対して不信感を抱く人もいます。AIは「チャッピー」にも「clanker」にもなり得るのです。
