くらし 新春あいさつ
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- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県岩倉市
- 広報紙名 : 広報いわくら 2026年1月号
■岩倉市長 久保田 桂朗
新たな歩み 幸せを実感できるまちへ
新年明けましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、令和8年の新春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。また、日ごろから市政の運営にあたり深いご理解と、温かいご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。
令和7年を振り返りますと、原材料価格の上昇や円安に起因する食料品を始めとする物価の高騰やエネルギー価格の上昇、大規模な火災や気候変動の影響による記録的な猛暑や局地的な豪雨など、社会や自然の様々なリスクが、これまで以上に身近なものとして感じられた年でもありました。こうした先行きの見通しにくい時代にあっても、本市のまちづくりや地域活動、子どもたちの健やかな成長のために、それぞれの立場で懸命に歩みを進めてこられた市民の皆様、事業者の皆様、地域団体や関係機関の皆様に、心から感謝申し上げます。
本市におきましても、災害級と言われる猛暑へ対応するため、市内すべての小中学校の屋内運動場と中学校の武道場に空調設備を設置し、児童生徒が安全かつ快適に学び、活動できる環境を整えることができました。屋内運動場は大規模災害時には避難所となることから、今回の整備が避難所機能の強化につなげることができました。日常生活を脅かす様々なリスクから命と暮らしを守るためには、自助・共助・公助の力を高めていくことが重要です。引き続き、ハード・ソフト両面から防災・減災対策を進めてまいります。
私が一期目からマニフェストに掲げ、継続して取り組んでまいりました、名神高速道路へのスマートインターチェンジの設置につきましては、尾張一宮PAスマートインターチェンジ(仮称)の国による新規事業化が12月5日に発表されました。スマートインターチェンジの整備は高速道路へのアクセス性向上による産業活動の支援や周辺道路における渋滞緩和、地域防災機能の強化等が図られ、本市はもとより尾張北西部地域全体の発展に大きく繋がるものと期待しています。引き続き一宮市をはじめ関係機関との協力体制のもと、早期整備に向けて、事業に取り組んでまいります。
現在整備を進めております五条川小学校区統合保育園と石仏公園も、令和8年度中の完成を予定しており、さらなる保育環境の向上と身近なレクリエーションと憩いの場の創出に寄与する大きな一歩となります。これからも、将来を担う子どもたちが健やかに成長していけるよう、子育て支援を充実させるとともに、賑わいや交流の拡大に繋げてまいります。
本市は県内で一番市域が狭く、全国でも十番目に小さなまちです。そのコンパクトさゆえの人と人との繋がりや絆が強みとなって、「岩倉らしい」地域活動やボランティア活動、文化・スポーツ活動などが積み重ねられてきました。今、私たちの前には、急速な少子化に伴う人口構造の変化、気候変動に起因する災害リスクの高まり、そして地域コミュニティの希薄化といった課題が横たわっています。こうした課題を乗り越えることは決して容易なことではありませんが、コンパクトなまちならではの「岩倉らしさ」に磨きをかけ、まちづくりの主役である市民一人一人が輝き、誰もが幸せを実感することができる魅力あるまちづくりを進めてまいります。
結びに、本年が皆様にとって笑顔とぬくもりにあふれる実り多き1年となりますよう、心からお祈り申し上げるとともに、皆様のご健勝とご多幸を祈念し、新年のごあいさつといたします。
■岩倉市議会議長 須藤 智子
より良い市民生活・市民福祉・市政発展の実現に向けて
あけましておめでとうございます。
市民の皆様には、新しい年を健やかにお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。また、日ごろより市議会に対する温かいご支援、ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
令和8年の輝かしい新春を迎えるにあたり、市議会を代表して新年のごあいさつを申し上げます。
さて、昨年を振り返りますと、アメリカのテレビドラマ「SHOGUN」がゴールデングローブ賞で日本人初の主演男優賞受賞など4冠を達成し、プロ野球では愛知県出身のイチロー選手が日本人初の日米野球ダブル殿堂入りをするなど、多くの日本人の活躍が世界で認められました。市内在住の岩倉玲さんも、チェコで開催されたワールドヨーヨーコンテスト2025のアートandパフォーマンス部門で8度目の優勝を遂げられております。このような各分野での日本人の活躍は、いつの時代も私達に大きな感動と活力を与えてくれるものであり、今後の活躍にも期待するところであります。
4月から10月にかけては大阪・関西万博が開催され、多くの人で賑わいました。最先端の技術や各国の文化に触れ、未来や世界について考えるきっかけとなったのではないでしょうか。世界に目を向けると、各地でいまだに戦争や紛争が絶えません。昨年は広島と長崎に原爆が投下されてから80周年でありました。私達は世界唯一の被爆国の国民として、改めて平和の大切さについて深く考え、世界の誰もが平和に暮らせる社会の実現のため、これからも絶えず努力していかなければなりません。
また、日本は2025年に団塊の世代全員が後期高齢期に入り、超高齢化社会を迎えております。急速に進む少子高齢化により、医療・介護・年金などの社会保障費の増大や、労働力不足の深刻化が進んでおり、国内市場の縮小が経済成長に影響を与える可能性も懸念されております。物価高騰も続き、特に米価高騰の長期化は市民の皆様の生活へ大きく影響を及ぼしているところであります。
このように多くの課題を抱えた社会情勢の中で、市政に対する要請はますます複雑かつ多様化しております。市議会といたしましても、このような状況に対し、市民の皆様から広く意見をお聞きし、反映させながら、真に必要な施策の実施に向けて全力で取り組んでまいります。
より良い市民生活・市民福祉・市政発展の実現のためには、様々な世代の方の積極的な参画が必要不可欠であります。昨年、市議会では、次世代を担う市内の小学生・中学生と交流する機会を多く設けました。議会や政治が身近なものだと気づき、関心が持てたという感想も多く寄せられ、若い世代に議会の役割や、議会と市民生活のつながりを知ってもらうことができました。
また、平成23年に制定しました「岩倉市議会基本条例」の理念に基づき、公平・公正・透明な開かれた議会運営のため、絶え間ない議会改革に取り組んでおります。今後も全議員による継続的な議会改革の推進を行い、市民の信託に応え、変化の激しい社会情勢にも柔軟に対応できるよう、市議会の役割と機能を高めていきたいと考えております。
結びに、新しい年が市民の皆様方にとりまして、幸せで輝かしい一年となりますようご祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。
