くらし 【安全・安心】防災安全通信 Vol.105

■赤ちゃんのための防災
赤ちゃんは大人と同じような生活ができないため、防災対策も赤ちゃんに合わせた準備が必要です。
しかし、防災といわれても「ピンとこない」、「大切なことはわかっているけれど具体的にどうしたらいいかわからない」という方も多いと思います。
大切な命が守られるように、赤ちゃんに必要な防災の備えを紹介します。

◆備えの3STEP
◇STEP1 自分の状況を知る
まずは、「ハザードマップ」でご自宅にどんな災害のおそれがあるか、併せて「避難所まるわかりガイド」で避難場所・避難所がどこにあるか確認しましょう。
また、避難場所などへの安全な避難ルートも確認しておきましょう。

◇STEP2 防災グッズを準備する
災害が起きた時のことを考えながら必要なものを準備し、すぐに持ち出せるようリュックサックに入れましょう。赤ちゃんを抱っこしながら避難することも想定しましょう。

◇STEP3 見直す・普段から使ってみる
赤ちゃんの成長に合わせて必要なものは次々に変わっていきます。おむつのサイズや離乳食など、定期的に見直して今使っているものに更新していきましょう。また、せっかく備えたものがいざというときに使えなければ意味がないので、おうち避難訓練を実施して実際に防災グッズを使ってみるのも良いですね。

◆備えるべき4つの場面
◇避難場所・避難所への移動
・抱っこひも
両手が自由に使える状態で避難するようにしましょう。
また、赤ちゃんの頭をすぐに守れる帽子などを用意しておくとさらに安心です。

◇授乳・食事
・液体ミルク
災害時はストレスなどで母乳が出にくくなることがあります。また、お湯が使えない可能性もあるため液体ミルクがあると安心です。

◇トイレ・衛生管理
・紙おむつ・おしりふき・手口拭き
おむつやおしりふきなどのシートは普段から多く常備しておくようにしましょう。また、赤ちゃんの健康状態がわかるように母子手帳のコピーを防災リュックに入れておきましょう。

◇リラックス
・小さな絵本・音のでないおもちゃ
災害時の特殊な環境では大人と同じく赤ちゃんもストレスを感じます。少しでも気持ちを和らげるために、おもちゃやお菓子なども備えておきましょう。避難所での生活を想定して音のでないものがおすすめです。

◆パパ、ママへ
備えをしておくことは地震などの自然災害だけでなく、急な体調不良で買い物に行けなくなってしまったなどの、ちょっとした「もしも」にも役立つことがあります。
今回ご紹介したことを、いきなりすべて備えることは難しくとも、今日できることから初めてみてはいかがでしょうか。

■すぐできる! ローリングストック
食料品や日用品を少し多めに購入しておき、賞味期限などの近いものから使い、使った分だけ買い足すことで、常に一定量の備蓄ができる方法です。
少し多めに買っておくだけなのでまずはこれから始めるのもいいでしょう。