健康 6月は歯と口の健康週間です!

6月4日から6月10日は、「歯と口の健康週間」です。
お口の清潔は、全身の様々な病気の予防につながります。また、よく嚙んで食べるためにも、お口の機能を保つことが大切です。おいしく食べたり、楽しく会話したり、心身ともに健康に生活できるように、この機会に見直してみましょう。

◆歯みがきをするときのポイント!
(1)小刻みに動かしてみがく
(2)表面・歯ぐきの境目をみがく
(3)かみ合わせ部分・裏側をみがく

◆口唇閉鎖不全症(こうしんへいさふぜんしょう)(お口ぽかん)知ってますか?
「口唇閉鎖不全症」は安静時に口唇が開いている状態を差します。食べる、話すなど口の機能が十分に発達していない状態である「口腔機能発達不全」のうちの1つとなっています。

◇「お口ぽかん」の原因は?
・口の周りの筋肉(口輪筋)が弱い
・鼻づまりによる口呼吸
・舌が下あごに位置しているなどの舌癖(ぜつへき)がある
などがあります。

◇「お口ぽかん」は何が問題なの?
具体的な悪影響として、
(1)虫歯や歯周病になりやすい(口の中が乾燥し、唾液の働きの低下により口臭や虫歯、歯周病の原因になる)
(2)風邪や感染症にかかりやすくなる
(3)歯並びが悪くなる(出っ歯など)
(4)姿勢が悪くなる(口呼吸は顎を突き出しやすく猫背となる)
などがあります。

口唇閉鎖不全の状態は、自然な改善が期待しにくく、小児期にこの状態が定着してしまうと、その後の口腔機能の発達が停滞することとなってしまいます。そのため、早い段階での対応が必要です。気になる方は、かかりつけの歯科医院でみてもらいましょう。

問合せ:健康こども課
【電話】内線513