- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県美浜町
- 広報紙名 : 広報みはま 令和7年6月号 No.996
皆さん、「大阪・関西万博に行ってみようかな」とお考えの方はいらっしゃいませんか。もし行かれるのであれば、ぜひシンガポール館に立ち寄っていただきたいです。
今年の4月6日、シンガポール政府観光局からご招待をいただき、4月4日から6日にかけて実施されたテストラン期間中に万博会場を訪問する機会を得ました。入場ゲートを通り、大屋根リングをくぐると、世界各国の個性豊かなパビリオンが立ち並びます。その中でも、鮮やかな赤を基調とした外観がひときわ目を引くのがシンガポール館です。
シンガポール館のテーマは「The Little Red Dot(小さな赤い点)」です。これは、地図上でシンガポールが小さな赤い点として表されることに由来しています。限られた資源の中で「人」を最大の資産とし、人々の夢と努力によって国を築いてきたシンガポールの姿勢を象徴するコンセプトとなっています。
館内では、現地アーティストによるアート作品や、観光ではなかなか見ることのできない日常風景や自然の映像が展示されており、シンガポールの多様で奥深い魅力を体感することができます。特に印象的だったのは、来場者が自身の「夢」を書き込み、その内容が天井に投影されるインタラクティブな展示です。空間いっぱいに広がる無数の夢の光景は、多くの来場者の心に強く響く感動的な体験となっていました。
上階には、休憩エリアが整備されており、交流やライブパフォーマンスが予定されているスペースもあり、お土産を購入できるショップやバーも設けられています。また、1階にある「シオック!カフェ」では、本場の味を再現したシンガポール料理を楽しむことができ、日本にいながら現地の雰囲気を堪能できます。さらに、シンガポール政府観光局の公式マスコット「マーリー」も1日3回登場し、明るく元気な姿で来場者を迎えてくれます。その愛らしい姿は、多くの方々に笑顔を届け、写真撮影の人気スポットにもなっています。
他のパビリオンほど「異国感」は強くありませんが、むしろその落ち着いた雰囲気が心地よく、シンガポールという国の個性や魅力がしっかりと伝わってきて、とても良かったです。ぜひまた訪れたいと思いました。
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問合せ:地域戦略課
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