- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県設楽町
- 広報紙名 : 広報したら 2025年12月号
冬に流行する感染症~重要なのは、「かからない」と「ひろげない」~
・インフル工ンザ・新型コロナ~ハイリスク者は要注意~
季節性インフル工ンザは12月から3月に流行することが多く、毎年約1,000万人が発症している感染症です。
新型コロナウイルス感染症は令和5年5月より、5類感染症に分類されましたが、まだまだ軽視できない感染症です。
どちらもかぜと似た症状がでますが、ハイリスク者が発症すると、肺炎を伴うなど重症化することがあります。ハイリスク者に該当する人は日頃から感染症対策をこころがけ、家族など周囲にハイリスク者がいる人は感染をひろげないよう気をつけましょう。
■ハイリスク者とは?
・高齢者
・妊娠している人
・幼児
・次のような慢性疾患を持っている人
呼吸器の病気(ぜん息やCOPDなど)、心臓病、腎臓病、糖尿病、病気や治療で免疫が衰えている人
など
■感染症対策
・手洗い
・マスクの着用
人混みに出るときや咳が出るとき
・適度な湿度と換気
湿度50~60%程度
定期的に換気
・抵抗力を高める
バランスのよい食生活
睡眠しっかり
適度な運動
口内の清潔(歯みがき)
・ノロウイルスによる胃腸炎
ノロウイルスは感染力がとても強く、11月から3月にかけて流行します。「食品」だけでなく「感染者のおう吐物や便」からも感染するため、汚物をきちんと処理することも重要です。
対策1:手洗いの徹底
食事の前、トイレの後、感染者の汚物処理などの後(ノロウイルスはアルコールでは除菌できません)
対策2:食品の加熱処理(特に二枚貝は注意)
食品の中心を85~90℃で90秒以上加熱
対策3:汚染した可能性のあるものを消毒
トイレの便座、ドアノブなど……0.1%次亜塩素酸ナトリウムによる消毒
調理器具…85℃以上の熱湯で1分以上加熱
0.02%次亜塩素酸ナトリウムによる消毒
トイレの水を流すときはフタを閉めましょう
▽家庭用塩素系漂白剤を使った消毒液の作り方

感染者のおう吐物や便中のウイルスが乾燥すると、空気中に飛散して感染の原因になります
お知らせ
・インフルエンザ予防接種 費用助成対象者の接種期間は令和8年1月31日まで
・新型コロナウイルス感染症予防接種 65歳以上の方に個別案内を送りました
早めの接種をご検討ください
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