健康 〔お知らせ〕健康づくりはお口から

■5月から6月はたばこと歯に関する健康週間
5月31日は「世界禁煙デー」そしてこの日から始まる1週間を厚生労働省では「禁煙週間」としています。また6月4日から10日までは「歯と口の健康週間」としており、それぞれたばこや歯と口の健康に関する正しい知識の普及や禁煙や歯磨きについての呼びかけなどの啓発を行います。

■喫煙は歯周病のリスクを高める
たばこに含まれるニコチンなどの毒素は歯周組織を破壊し、間接的にも免疫力を弱め、歯周ポケットに菌の繁殖しやすい環境を作るなど、歯周病が進行して歯が抜けてしまうリスクを高めます。国立がん研究センターの研究では、たばこを吸う人は吸わない人に比べて自分の歯を失うリスクが高いことがわかっています。

■セルフケア方法を身につける良い機会
たばこに関する疾患のうち歯や歯肉の症状は直接本人の目で確認できます。毎日の歯磨きやデンタルフロスの使用でご自身の歯がどのような状態なのか見てみましょう。非喫煙者でも、喫煙者のたばこの煙を吸う(受動喫煙)ことによって歯周病のリスクが高まる可能性はあります。
大人も子どももご高齢の方も、たばこの煙に害されず、おいしく食べられる歯とお口の健康を維持しましょう。
参考:国立がん研究センターがん対策研究所より

問合せ:福祉課
【電話】76‒1815