- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県津市
- 広報紙名 : 広報つ! 令和7年11月号
■津城かわら版(15) 津城本丸南側石垣の新しい眺め
現在、本丸南側の児童公園の一角にある旧社会福祉センターの解体工事が進んでいます。
この建物はお城公園整備後の昭和46年に「津市公園会館」として建てられました。建物の解体が完了する来年1月末にはその背後にあった天守台の石垣が現れ、南側からは天守から本丸にかけての石垣が一望できるようになります。
建物の解体に先立ち、令和5年度に石垣基礎部分とその周辺部分の発掘調査が行われました。その結果、石垣はもとの地盤の上に大規模な盛土を行い、しっかりした基盤造成の上で構築されていることが分かりました。
また、解体後の敷地と隣接する児童広場を活用し、本丸南側に整備する子どもの遊び場について、どんな遊び場にしたいかを市民の皆さんや子どもたちから意見を募集したところ、「石垣の景色を生かした広場がいい」「はだしで走り回れる広場にしてほしい」といった声が寄せられました。その声を受け、県史跡である津城跡の石垣を一望できる歴史学習の場であるとともに、子どもたちが走り回ることができる遊び場となるよう、令和9年度末の整備完了に向けて現在検討を進めています。
歴史資産として津城跡の価値を高め、新たな魅力として石垣を眺めることができる公園になることで、観光スポットとしての魅力向上にもつながると期待されます。
※画像など詳しくは本紙をご覧ください。
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