くらし 国民年金たより 令和7年度保存版(2)

■年金生活者支援給付金制度
年金生活者支援給付金は、公的年金等の収入や所得額が一定基準以下の年金受給者の生活を支援するために、年金に上乗せして支給されるものです。受け取りには請求書の提出が必要です。なお、案内や事務手続きは、日本年金機構(年金事務所)が行います。
【対象者】
▽老齢基礎年金の受給者で、次の(1)～(3)すべてに該当する人
(1)65歳以上
(2)世帯全員の市民税が非課税
(3)前年の公的年金等の収入金額※1とその他の所得との合計額が、昭和31年4月1日以後生まれの人は889,300円以下、昭和31年4月1日以前生まれの人は887,700円以下※2
※1　障害年金・遺族年金等の非課税収入は含まれません。
※2　昭和31年4月2日以後に生まれた人で789,300円円を超え889,300円以下である人、昭和31年4月1日以前に生まれた人で787,700円を超え887,700円以下である人には、「補足的老齢年金生活者支援給付金」が支給されます。
▽障害基礎年金または遺族基礎年金の受給者で、前年の所得額が4,721,000円以下の人
【請求手続き】
対象者には、日本年金機構から請求手続きの案内を順次送付しています。同封のはがき(年金生活者支援給付金請求書)に必要事項を記入の上、日本年金機構へ提出してください。
◎年金生活者支援給付金専用ダイヤル
【電話】0570-05-4092

■離婚時の年金分割制度
離婚などをした際に一定の条件を満たしていれば、婚姻期間中の厚生年金納付記録を当事者間で分割することができる制度です。分割方法には「合意分割制度」と「3号分割制度」があり、その割合は法律で定める範囲内で決めることとされています。年金分割に関する相談・手続きは、日本年金機構津年金事務所へお問い合わせください。
※市役所では相談・手続きはできませんのでご注意ください。次の場合は、離婚時の年金分割の請求を行うことができません。
(1)離婚等をした日の翌日から2年を経過している場合
(2)離婚等をした後に相手が死亡し、1カ月を経過している場合

■国民年金の申請・照会・相談
◆インターネットで
◇マイナポータルによる電子申請
マイナポータルから次の申請が可能です。24時間365日スマートフォンからも申請でき、処理状況や申請結果も確認できます。
※電子申請には、事前にマイナンバーカードやマイナポータルの利用登録が必要です。
【対象手続】
(1)国民年金被保険者の資格取得(種別変更)の届出
(2)国民年金付加保険料の申出(辞退)
(3)国民年金付加保険料の該当(非該当)の届出
(4)国民年金保険料の産前産後免除該当の届出
(5)国民年金保険料免除・納付猶予の申請
(6)国民年金保険料学生納付特例の申請
(7)口座振替納付(変更)申出兼還付金振込方法(変更)の申出
(8)口座振替辞退の申出

◇インターネットによる年金相談の予約
年金事務所での老齢年金・障害年金・遺族年金・未支給年金の請求に関する手続きの事前予約がインターネットでできます。

◇ねんきんネット
自身の年金に関する情報をいつでも確認できるサービスです。
(1)将来の年金見込額の試算
(2)「ねんきん定期便」や各種通知書の確認
(3)納付書によらない納付
(4)持ち主不明の年金記録の検索

マイナポータルと連携することでもっと便利になり、次のこともできます。
(5)国民年金保険料口座振替の申出
(6)扶養親族等申告書の電子申請
(7)確定申告・年末調整に必要な書類の電子送付

◆電話で
◇国民年金加入者ダイヤル
基礎年金番号に基づき、加入記録、納付記録、免除申請の有無などを電話で確認することができます。
【電話】0570-003-004
(ナビダイヤル)

◇ねんきんダイヤル
各種通知書の内容確認、再交付申請に関する相談・手続きなど、年金相談に関する一般的な問い合わせができます。
【電話】0570-05-1165
(ナビダイヤル)

各種お問い合わせやお手続きの際は、基礎年金番号が分かるものとマイナンバーカード等の本人確認できるものをご用意ください。

問合先：
・日本年金機構津年金事務所　　
【電話】059-228-9112
・市民課医療年金グループ　　
【電話】84-5005