その他 【めざせ いなべ通】いなべ検定入門203 貴重なものがたくさん いなべの文化財(10)

執筆:ふるさといなべ市の語り部の会

◆ネコギギ(いなべ市内の川)
ネコギギは、昭和52(1977)年に国の天然記念物に指定されました。
ネコギギはナマズの仲間で、愛知県、岐阜県および三重県の川に生息する淡水魚です。体長は10cmほどで、色は黄褐色です。
ネコギギは夜行性で、昼間は大きな石の下や川岸の横穴などの「隠れ家」で過ごします。市内を流れる員弁川と支流の川には、過去に多くのネゴギギが生息していましたが、20年以上前の調査で市内のネコギギが環境の悪化などで、絶滅の危機にあることがわかりました。
いなべ市では平成18(2006)年から大学教授などの協力を得ながら、水槽飼育繁殖および放流で、川でのネコギギの復活を試みています。また、三重県が河川に造った「隠れ家」をネコギギが利用しているなど、川の環境改善も進んできています。いなべ市のネコギギの飼育繁殖は、滋賀県立琵琶湖博物館と世界淡水魚園水族館アクアトト・ぎふでも取り組まれており、ネコギギに関する授業が十社小学校や県内の水産高等学校で行われています。

〇ネコギギの稚魚
ネコギギは藤原岳自然科学館で展示されていますが、科学館は改修のため、令和9年1月31日(予定)まで休館です。

問合せ:ふるさといなべ市の語り部の会 伊藤忠
【電話】090-3583-2827