くらし 【特集】令和7年度 当初予算をお知らせします(2)

■令和7年度 主な事業
令和7年度当初予算に計上した主な事業について、「こどもが育つ、大人も育つ」「持続可能なまちを未来へ」「対話からはじまる参加と協働」の3つのテーマに分けて紹介します。

◆こどもが育つ、大人も育つ
・すべてのこどもが安心して学び、成長できる社会を実現します。
・大人にも多様な学びやチャレンジの機会を提供します。
・地域の活力を担う人材を育て、未来へつなげます。

◇主な新規事業
・中学校3年生を対象に、尿中ヘリコバクター・ピロリ菌検査を実施する…265万円
・保育所施設内外の用務作業等に従事する「きらり☆みんなの“えがおサポーター”」を配置する…2,944万円
・フリースクールを利用する児童生徒の保護者に対して、利用に要する費用を補助する…240万円

◇主な拡充事業
・子ども医療扶助費の対象を18歳まで引き上げ、医療費を助成する…2億7,614万円

・私立保育所等運営費…16億4,074万円
・地域とともに学校マニフェスト推進事業…1,331万円
・生涯学習啓発推進事業…7,414万円
・同和教育研究推進事業…1,038万円
・図書館管理経費…1億5,490万円
・給食センター管理運営経費…6億8,535万円

◆持続可能なまちを未来へ
・防災・減災や地域の安全確保を重視します。
・DX(デジタルトランスフォーメーション)とGX(グリーントランスフォーメーション)を推進し、新たな価値を創造します。
・地域資源を活用し、にぎわいと持続可能な経済基盤を築きます。

◇主な新規事業
・青山ホールの駐車区画と、ケヤキを活用した市民が憩える緑地を整備する…1億848万円
・斎苑の空き状況の確認や、施設予約ができるウェブシステムを導入する…440万円
・自伐林家等が行う林業機械の導入・レンタル、資格取得等に対して補助を行う…300万円

・ごみ収集経費…5億888万円
・ごみ中継施設維持管理経費…7億5,653万円
・ふるさと応援事業…4億115万円
・橋梁(きょうりょう)長寿命化修繕事業…3億1,182万円
・印代山神線(山神橋)橋梁架替事業…2億2,165万円
・旧上野市庁舎利活用事業…5億9,157万円

◆対話からはじまる参加と協働
・市民と対話を重ね、課題の解決を進めます。
・市民とともに「公共のかたち」を再構築します。
・近隣自治体や国・県と連携し、広範な課題に対応します。

◇主な新規事業
・市民の意見を積極的に収集するため、第4期eモニターを募集する…157万円
・地域おこし協力隊の定住促進と市の活性化を図るため、住宅の改修に要する費用に対して補助を行う…50万円

・秘書事務管理経費…580万円
・広報作成等業務経費…3,238万円
・移住・交流推進事業…5,646万円
・三重大学伊賀連携フィールド事業…271万円
・住民自治協議会推進経費…1億3,417万円
・地域活動支援事業…209万円

■基金と市債の状況
◇基金
(市の貯金)市民一人あたり約19万円

市の貯金である基金は、各事業を行うにあたり、約26億2千万円を取り崩す予定です。
また、財政調整基金や伊賀市ふるさと応援基金などへ約14億7千万円を積立てるため、令和7年度末の基金残高は約160億円の見込みです。

◇市債
(市の借金)市民一人あたり約50万円

市の借金である市債の令和7年度末の残高予定額は、令和6年度に比べ約35億円減の約423億円の見込みです。

問合せ:財政課
【電話】22-9608【FAX】24-2440