- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県朝日町
- 広報紙名 : 広報あさひ NO.730(令和8年1月号)
「子育てワンポイントアドバイス」
第231回 『親子関係でできる大切なこと』
こころの相談員 前田 里美
子育てに正解はないし、人の子育てが自分の家族に当てはまるわけではありません。今回は、「過保護」と「過干渉」についてお話しできたらと思います。
「過保護」とは、子どもの失敗を先回りして防いだり、自分のできることまで親が手助けしたりすることです。これは子どもの自主性や自立を妨げてしまう可能性があります。やり過ぎは禁物ですが、心を満たされた子どもは自己肯定感が高くなり自立に近づくと考えられます。
一方、「過干渉」は相手の領域に必要以上に踏み込み、自分の価値観や意見を押し付けてしまう行為を指します。つまり親の願望を押し付けることです。子どもの意思を尊重せずに親が強制しコントロールする状態であり、自己肯定感を下げて人間関係の構築に悪影響を及ぼす可能性があります。
だからといって、子どもが望むものを何でも与えるのが良いわけではありません。社会に出れば全てが思い通りになるはずもなく、子どものうちに我慢を学ぶ必要があります。また、実は物やゲームなど物質的なものを望んでいるのではなく、本当は精神的に満たされず代わりのもので心を埋めようとしている場合があります。親との関わりを欲しているが先生等他の大人に愛情を求める、時間を持て余してゲームにのめり込む、学校で話の合う友人がいないのでネット上に居場所を求める、等はよくあることです。
悩みながらでもあなたらしい親子関係を見つけていけるといいですね。
※前田相談員は、あさひ園・小学校・中学校などで相談活動を行っています。
■1・2月の子育て支援事業

*最終ページに子育て健康課の子育て事業を掲載していますので、ご覧ください。
