くらし 2026新春トーク(2)

●医療だけではない健康のかたち
知事:県では、健康寿命の延伸を目指す「健康しが」を掲げ、県民の皆さんの健康長寿を支える取組を進めています。滋賀県が全国的に見ても比較的長生きする方が多いのは、病気の予防や死亡率の低下といった医学的側面に加え、生活習慣や人と人とのつながり、支え合いが根づいていることが理由だと考えています。命をよりよく輝かせられるよう、社会の健康や自然の健康も含めた、滋賀県らしい取組を進めていきたいです。

坂口:健康寿命という観点では、寿命を延ばすことだけでなく、人生を最後まで楽しんで生きることが重要だと思います。その点、滋賀県は自然や歴史、文化が豊かで、暮らしを楽しめる環境に恵まれています。県民の皆さんには、楽しく健康に、スポーツや学問など、様々な分野で活躍していただきたいと思います。

知事:今年は、大河ドラマ「豊臣兄弟!」の放送や安土城築城450年といった節目もあり、近江の歴史が全国から注目される一年です。坂口さんがおっしゃったように、豊かな自然や、その中で育まれた歴史・文化、そしてそこで営まれる暮らしを、これからも大切にしていきたいですね。

●COLUMN 免疫学最後の大発見「制御性(せいぎょせい)T細胞」とは?
制御性T細胞は、免疫の暴走を防ぐブレーキ役を担う免疫細胞です。自己免疫疾患や、アレルギーなどの抑制に重要で、免疫のバランス維持に欠かせません。坂口さんは制御性T細胞を発見し、その存在と免疫学的重要性を世界で初めて証明しました。

▽医療への応用が期待されています
・免疫病の治療・予防
・がん免疫療法
・臓器移植に対する免疫寛容誘導

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