- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県
- 広報紙名 : 滋賀プラスワン 令和7年秋号 vol.213
織田信長が琵琶湖岸に築いた大城郭、安土城。築城後わずか7年足らずでこの世から消失しました。安土城について記した資料はほとんどなく、その姿は謎に満ちています。
「幻の安土城」の姿にせまり、その魅力を発信するため、滋賀県では発掘調査や見える化を行う復元プロジェクトを進めてきました。そしてついに、アプリでその姿がよみがえります!
■デジタルでロマンを楽しむ!安土城“見える化”アプリがリリース!
10/11リリース!
スマホを持って安土城跡に行こう!
※10/11からダウンロード可能となります。
●POINT01 幻の天主を目撃せよ!
現地の見える化スポットでスマホをかざすと、安土城天主をはじめとした復元CGがVRで楽しめます。謎に包まれている天主の復元CGは6種類。その真の姿に想いを馳せてみてください。発掘調査結果や音声解説など、VR以外のコンテンツも充実しています。
※VR(仮想現実)…CGなどでつくられた世界を体験できる技術
●POINT02 あの武将と記念写真が撮れる!?
武将がARで出現し、一緒に写真を撮れるコンテンツも。織田信長をはじめとした安土城ゆかりの8人の武将から選ぶことができます!
※AR(拡張現実)…現実の風景にCGなどを重ねて表示する技術
■もっと知りたい!安土城
●海を渡った唯一の手がかり「安土山図屏風(びょうぶ)」
▽安土城の姿にせまるための資料を探しています
「安土山図屏風」とは、安土城の外観を描いた唯一の絵画資料。織田信長がローマ教皇に贈った後、バチカン宮殿の「地図の画廊」に掲げられていたのを最後に、現在は所在が不明となっています。最新の研究では、屏風を写し描いたスケッチがあることが判明しており、そのスケッチの行方も追っています。見つかれば、安土城の真の姿にせまることができます。
●安土城考古博物館で大迫力の映像体験!
安土城天主と同じ八角形の平面に多面スクリーンを用いた、唯一無二の映像空間。織田信長が宣教師ヴァリニャーノに語るドラマ仕立ての「織田信長と安土城」などここだけの映像をお楽しみいただけます。
■来年は安土城築城開始から450年!
▽滋賀県観光キャンペーン「戦国ディスカバリー滋賀・びわ湖」も安土から動き出します!
オープニングイベントが11月8日(土)安土文芸の郷(さと)公園内にて「出張!お城EXPOin滋賀・びわ湖」と同時開催。
問合せ:滋賀県文化財保護課
【電話】077-528-4678【FAX】077-528-4956
【E-mail】[email protected]