- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県近江八幡市
- 広報紙名 : 広報おうみはちまん 2025年5月号
■ノーサインのフルスイングインタビュー
◆デフバレーボール編
インタビュー第10弾は、障スポバレーボールの滋賀県代表として出場予定の「滋賀デフバレーボールクラブ」です。今回は、本市在住の甲斐さん、豊島さん、小林さんにお話を伺いました。
乾:デフバレーは、聴覚障がい者が行うバレーボールですが、一般的なバレーボールと比べてどんな違いがありますか。
甲斐さん:基本的なルールやコートの大きさなどに違いはありません。声が聞こえないので、アイコンタクトや、身振り手振りでコミュニケーションをとりながらプレーをするのが大きな違いです。
北斗:ぶつかったりはしないんですか?
小林さん:ぶつかることもありますが、事前にコミュニケーションをとってそれぞれのエリアを決めることで、ぶつからないようにしています。
乾:デフバレーならではの工夫があるんですね。チームワークもよさそうですが、チームの雰囲気はどんな感じですか?
甲斐さん:ほどんどが初心者のため、年齢や実力に関係なく、「楽しく」を第一に活動しています。
北斗:障スポに向けて意気込みをお願いします。
豊島さん:全国から注目してもらえる機会なので、大会で優勝することで、障がい者スポーツの魅力を皆さんに知ってもらいたいです。
小林さん:デフバレーの認知度はまだ低いので、この障スポを契機に広まってほしいです。聞こえないからこそ、工夫とチームワークで健常者と同じようにプレーしているところをぜひ見てください。応援よろしくお願いします。
◇プロフィール
滋賀デフバレーボールクラブ
・わたSHIGA輝く障スポに向けて9年前に結成
・県内外から幅広い年齢、経歴の選手が在籍
■ノーサインの〔デフバレーボール〕体当たり体験記
北斗:今回の体験はデフバレーボールですよー!
乾:バレーボールのデフって何~。それはなんデフか?
北斗:なんですか?みたいに聞くな!デフバレーボールっていうのは聴覚障がいのある人がプレーするバレーボールやで。
乾:そうなんかー。ってことは審判もホイッスルとかじゃないんかな?
北斗:そーそー。審判も旗とか使うらしいで~。
乾:みんなにぜひ知ってほしい競技やね。さぁ、さっそく体験やー!
北斗:きた~、うわっ、ひー!純粋にバレーボール難しい。球技が苦手というハンディキャップがあるみたい。
乾:いや、そもそも苦手なんかい!でも聴覚障がいがあってもこうやって楽しくスポーツができるのはいいことやなぁ。国スポも障スポもみんな輝いてほしいな!
北斗:ほんまやなぁ。みんなが輝けるように国スポも障スポも盛り上げていきましょー!!
問合せ:国スポ・障スポ推進課
【電話】33-6600【FAX】33-6622