- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県守山市
- 広報紙名 : 広報もりやま 令和7年12月1日号
上下水道事業の令和6年度決算状況と令和7年度上半期(令和7年4月1日~9月30日)の業務状況を公表します
■水道事業
●令和6年度 決算状況
給水量は887万立方メートルで前年度に比べ1万立方メートル減少、給水人口は85、901人で、前年度に比べ227人の増加となりました。
▽財政収支
収益全体では、給水量の減少による給水収益の減により、前年度に比べ総額で2、674万円の収入減となり、14億3、761万円となりました。
費用全体では、電気代高騰などにより、前年度に比べ総額で3、280万円の支出増となり、13億7、422万円となりました。
この結果、当年度の収支は給水収益の減、費用の支出増により、前年度に比べ5、953万円減の6、339万円の純利益となりました。純利益は年々減少しており、今後も厳しい経営状況が見込まれます。
資本的収支については、企業債を発行し、耐震化事業に係る国庫補助金を収入するなどして収入額が4億6、038万円、支出額が9億4、333万円となりました。
なお、4億8、295万円の収支不足額は、過年度損益勘定留保資金などで補填しました。
▽令和7年度上半期 業務状況
収益全体では、前年同期に比べ1、153万円減の6億9、419万円となりました。また、費用全体では、前年同期に比べ1、610万円の支出減となり、総額で5億5、289万円となりました。
この結果、当期の純利益は1億4、130万円となりましたが、上半期に比べ下半期に支出が集中するため、最終決算では純利益は減少する見込みです。
●用語解説
・給水量…水道メーターで量った実際に使われた水の量
・純利益…事業全体の利益に臨時的な特別利益や特別損失を差し引きした最終的な利益
・資本的収支…施設の建設費や企業債に関する収入と支出
・企業債…地方公営企業が行う施設の建設改良などに要する資金に充てるために起こす地方債
・損益勘定留保資金…現金の支出を必要としない費用(減価償却費など)の計上により、企業内部に留保される資金
・有収水量…使用料の対象となる水量
■下水道事業
●令和6年度 決算状況
有収水量は965万立方メートルで前年度に比べ17万立方メートル減少、処理区域内人口は85、712人で、前年度に比べ225人の増加となりました。
▽財政収支
収益全体では、使用料収益の増などにより、前年度に比べ総額で1、086万円の収入増となり、21億6、167万円となりました。
費用全体では、汚水管渠(かんきょ)の維持管理に係る費用の増などにより、前年度に比べ総額で539万円の支出増となり、21億4、946万円となりました。
この結果、当年度の収支は前年度に比べ547万円増の1、221万円の純利益となりました。引き続き、現金をはじめとした資金の確保に努めます。
資本的収支については、企業債を発行し、国庫補助金を収入するなどして収入額が7億3、149万円、支出額が15億6、761万円となりました。
なお、8億3、612万円の収支不足額は、過年度損益勘定留保資金などで補填しました。
▽令和7年度上半期 業務状況
収益全体では、前年同期に比べ1億2、997万円減の12億1、518万円となりました。また、費用全体では、前年同期に比べ1億1、363万円の支出減となり、総額で9億1、093万円となりました。
この結果、当期の純利益は3億425万円となりましたが、上半期に比べ下半期に支出が集中するため、最終決算では純利益は減少する見込みです。

問合せ:経営総務課
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