子育て 津軽三味線世界大会 個人A級 チャンピオンの快挙

■市内在住の多田 智大(ただちひろ)さん(高校3年生)が津軽三味線世界大会 個人A級 チャンピオンの快挙
▽市役所 多目的ホールに響く演奏で観客を魅了
市内在住で高校3年生の多田 智大さんが、5月に青森県弘前市で開催された「2025 第43回 津軽三味線世界大会(旧津軽三味線全国大会)」の個人A級で初優勝を果たしました。8月7日に市役所を訪れ、市長に優勝報告をするとともに、特別コンサートを開催しました。
多田さんは、民謡を習っていた祖母の影響で小学1年生で三味線を習い始め、2年生になって津軽三味線の世界に飛び込みました。現在はプロに師事しながら、県内を中心に演奏活動をしています。
最も歴史ある大会の中でも、個人A級は世界の実力者が集まります。多田さんは中学3年生から挑戦を続けて、史上2番目に若いチャンピオンとなりました。多田さんは「優勝できると思っていなかったのでびっくりしました。今もチャンピオンと言われると緊張します」と大会を振り返っていました。
市役所 多目的ホールで開かれた特別コンサートでは、詰めかけた約200人の市民を前に、迫力と繊細さを併せ持つ津軽三味線の魅力を惜しみなく披露し、大きな拍手が送られていました。

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