くらし 櫻本市長の為せば成る
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- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県野洲市
- 広報紙名 : 広報やす 令和7年8月1日号
「為(な)せば成(な)る、為(な)さねば成(な)らぬ何事も、成(な)らぬは人の為(な)さぬなりけり」。
これは江戸時代において、名君といわれる米沢藩9代目藩主上杉鷹山(ようざん)(治憲(はるのり))公が残した言葉です。この意味を分かりやすく言うと、「一見できないと思えるようなことでも、強い気持ちで事に臨めば必ずやり遂げられるものであり、また、できないのは、不可能なのではなく、本気の度合が足りないからできないのである」という意味です。
この言葉は現代を生きる私たちにもそのまま当てはまる言葉であり、野洲のまちづくりも同様に、「為(な)せば成(な)る」の心意気で市民一丸となって課題に取り組み、まちを共に発展させていきたいと願い、このコラムのタイトルとしました。
第1回目は「野洲駅南口周辺整備」について、お話します。
駅前は市の玄関口であり、にぎわいが生まれる場であるべきと考えています。しかし、野洲駅南口周辺においては、長年広大な市有地がありながらも十分な活用が図れていませんでした。
私は、「未来につながり、ひろがる、魅力的な玄関口」を創らなければならないという使命を持って「為せば成る」という想いで、市民が望む「駅前市有地は市民のために活用する」という目的を達成すべく、野洲駅南口周辺を一体的に活用が図れるよう検討を行い、構想の見直しを進めていきます。
野洲市をより良いまち、住みやすいと想えるまちづくりをしていくためには、最も影響の受ける市民の皆様の声を聴くことが大切です。今後、この事業においても、市民の皆様と対話を行いながら進めていきたいと考えていますので、その際には率直な声をぜひ聴かせてください。