文化 町史編さんだよりVol.81

県道安食西八目線のバイパス整備工事の際に、四十九院交差点付近の土中から、かつてここに建っていた阿自岐神社大鳥居の礎石(縦130cm×横150cm)が見つかりました。大鳥居が建てられた年月は今のところ分かっていませんが、鳥居前の石灯籠は明治37年(1904)3月に近くで呉服商を営んでいた安食南の田中利平次さんと四十九院出身の薩摩治兵衛さんが造立しています。大鳥居は平成15年に道路拡幅工事で移転しましたが、平成24年に強風で一部崩落したため、今は伝わっていません。出土した礎石の大きさに驚くとともに、大鳥居が建っていた頃の懐かしい風景が思い出されます。

・株式会社橋本建設より提供
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