くらし 令和8年 新年年頭のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。
町民の皆さまにおかれましては、令和8年の新春を健やかにお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
また、旧年中は町政に対し格別のご理解とご協力を賜りましたことに、厚く御礼申し上げます。昨年、わが町は町制施行70周年という節目の年を迎えました。
これを記念し、町では記念式典をはじめ、町民ふれあいイベントを開催いたしました。世代を超えた多くの町民の皆さまにご参加いただき、町の歴史を振り返り、未来への希望を共有することができましたことは、大きな喜びであり、町の力強さを改めて実感したところであります。
一方、私たちの町にはなお大きな課題が存在します。特に、過疎化の進行と人口減少は深刻であり、地域コミュニティの維持や産業の担い手確保、公共サービスの継続にも影響を与えています。これらの課題に真正面から向き合い、持続可能な町づくりを進めることは、私たちに課せられた重要な使命であります。そこで本年は、これらの課題に対応しながら、「安心して暮らし続けられる町」の実現に向けた取り組みを一層強化してまいります。
まず、過疎・人口減少対策の柱として、宅地開発を中心とした定住促進施策を進めます。若い世代や子育て世帯のニーズに応える住宅用地の整備、定住支援制度の継続、空き家バンクの利活用など、町への新たな人の流れを生み出す環境づくりに取り組みます。同時に、交通・生活インフラの改善や子育て・教育環境の充実を図り、住みやすい町づくりを総合的に推進します。
加えて、町民の安全を守る基盤として極めて重要なのが、防災・減災体制の強化です。町では、災害時の司令塔となる防災センターの整備を進めていきます。情報収集・発信機能の強化、避難所運営の効率化、非常時の迅速な対応体制の確立など、防災センターの整備により、町の防災力は大きく向上します。高齢化が進む地域においても、安心して暮らせる環境を整えるため、着実に事業を推進してまいります。
また、産業振興においては、地域の特色を活かした商工業の支援、観光の活性化、地域ブランド力の向上に取り組み、町全体の活力創出を図ります。宅地開発、防災体制強化、産業振興が相互に連携することで、「住み続けたい町づくり」を力強く前進させてまいります。
町制70周年を経て、新たな未来に向かう本年。町民の皆さまの声を大切にしながら、町の発展と安心につながる施策を着実に進め、町全体が一丸となって歩みを進めてまいりたいと考えております。
結びに、令和8年が皆さまにとりまして健康と希望に満ちた一年となりますことを心より祈念し、新年のごあいさつといたします。
令和8年 元旦
甲良町長 寺本純二