文化 心澄み渡る、ジャパンブルー
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- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府福知山市
- 広報紙名 : 広報ふくちやま 2026年1月号
約600年前、由良川流域では藍の栽培が行われ、城下町の商工業の発展を支えたと伝えられています。生活に欠かせない染料として親しまれた「藍」は、衣服や暖簾など、まちの暮らしを彩ってきました。明治期に入ると化学染料が輸入されるようになり、全国的に藍の栽培は廃れていきました。京都府内で最後の栽培地だった由良川藍も、1926(大正15)年、とうとう姿を消しました。
現代に由良川藍を復活させた福知山藍同好会は、地元に根差した継承の形を模索。昨年で30年を迎えました。藍の文化を残そうと、栽培や染めの体験会を通じてその魅力を発信し続けています。
(関連記事本紙18ページ)
■藍染の作業工程「いらう」
模様付けされた布を藍液に浸したあと、丁寧に細かい所まで素手でいらって(*触る・いじるという意味の丹波地方の方言)酸化を促します。本藍は、空気に触れて初めて鮮やかに発色し、その色は英語でジャパンブルーと呼ばれています。
(撮影協力:福知山藍同好会、庵我小学校3年生の皆さん)
