子育て 正しい知識で未来を選ぶ

舞鶴市では、自分や他者を大切にできるよう、京都府助産師会の協力のもと、市内の中学3年生を対象に「命の健康教育〜自分を守るということ〜」と題した講座を行っています。この講座では、命の誕生から将来のライフステージや人との接し方について学習しています。

ネットやSNSなど、さまざまな媒体で性に関する情報があふれている今、子ども達が誤った知識や偏った情報に触れる危険性が高まっています。また、10代の望まない妊娠や中絶が深刻な社会問題となっており、舞鶴市においても例外ではありません。
中学生は、心の成長や性的な発育が急速に進むと同時に、自分の生い立ちを客観的に捉え、自立に向かう大切な時期です。この時期は、体の発育や性に関する正しい知識(生殖、性行動)に加え、自分の気持ちや考えを相手に正確に伝える力(他者を大切にする対等なコミュニケーション力)を身に付けることが重要です。この力を養うことで、被害者にも加害者にもならないための力を身に付けることができ、自分を守ることにつながります。
舞鶴市ではこの事業を通して、生徒たちが将来にわたってより良い選択ができるようサポートすることを目指しています。

■INTERVIEW
助産師さんが、ご自身の経験も踏まえて授業を進めてくれたので、自分事として聞くことができました。母親から命の尊さを聞いていましたが、実際に赤ちゃんを抱きあげる体験では想像していたよりもずっと重く、改めて命の持つ重みを実感しました。また、今回の授業で学んだ「嫌なことははっきり言う」ということをしっかりと認識し、自分の体を大切にしたいと思います。SNSでは、誹謗(ひぼう)中傷などが後を絶ちません。誰もが投稿する前に一度立ち止まり、その言葉が相手に与える影響を良く考えてから発信することが大切だと思います。
城南中学校3年 河合 愛梨さん

担当:こども家庭しあわせ課