- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府舞鶴市
- 広報紙名 : 広報まいづる 2025年12月号 Vol.1078
高齢化が進む今、親の「もしも」の時に、家族が対応に困るケースが増えています。大切なのは、親が元気なうちに「今後をどう過ごしたいか」という思いをしっかりと知っておくこと。大切な人に最期まで自分らしく生きてもらうために、今から家族で未来を語り合う「老い活」を始めましょう。
市では、状況に応じて最適な方法や相談先を紹介しています。次のような悩みや困り事がある人はご相談ください。
本人
・治療方法について今のうちに家族に伝えておきたい
・家族が困らないようにしておきたい
・財産管理が不安になってきた
家族
・もしもの時家の処分はどうしよう
・離れて暮らす親のことが心配
・介護のことはどこに相談したらいいのだろう
■INTERVIEW
「もしも」を話せないまま後悔しないために
~父から学んだ老い支度の重要性~
私の父は、約20年間パーキンソン病を患い、最後の1年ほどは認知症も発症し、施設で過ごしました。多趣味で厳格だった父が老いていく姿を見るのはつらく、面会から足が遠のいた時期もありました。認知症が進むと、父は自分の身の回りのこともできなくなっていきました。先の話を切り出せば「早く死ねということか」と悲しそうな表情になり、老い支度ノートのことを知った時には自分で書くこともできなかったため、父が元気なうちに深く本人の意思を聞けなかったことが悔やまれます。
だからこそ、私は、親が元気なうちに「どこまで治療を望むのか」「どこで過ごしたいか」を家族で話し合っておくことが、親が自分らしく生きることや家族の負担を軽減するための大切な準備だと感じました。
この経験から私自身も、最期まで自分らしく生きられるように、延命治療や葬儀について、中学生の子どもに既に私の意思を伝えています。深刻になりがちな話こそ、日頃から家族と明るい雰囲気で話し、思いを共有することが大切だと感じています。
森 温子さん
■EVENT
自分らしい人生のために 人生会議をはじめよう
~きっかけとしての老い支度ノート~
日時:12月13日(土)14時〜16時
場所:中総合会館
内容:講演「逝くという自然に向き合う」
問い合わせ:高齢者支援課
問い合わせ先:高齢者支援課
【電話】66-1018
