くらし 令和8年 年頭のごあいさつ

綾部市長 山崎善也

新年明けましておめでとうございます。よき初春をお迎えのこととお喜び申し上げます。
昨年は、記録的な猛暑、日照りが続き、渇水対策が必要になったものの、本市は大きな災害に見舞われず、安堵(あんど)しているところであります。しかしながら、地球温暖化を要因とする災害は全国各地で頻発化、激甚化、さらには施設老朽化による事故も多発しており、強靭化対策が重要となっています。
国際関係では米国の貿易施策に注目が集まりました。また第2次世界大戦の終戦後80年の節目を迎えましたが、今もなお、国際情勢は緊張を増すばかりであります。国政においては、政局が不安定な中ではありますが、今後の経済成長戦略や地域未来戦略を注視するとともに、持続的な成長を期待するところであります。
さて、地方分権が叫ばれて30年余が経過しました。しかし、地方の少子高齢化や過疎化の状況は変わらず、社会保障関係費や人件費の増加、物価高騰への対応をはじめ、人材不足を補うデジタル化の推進、防災・減災対策の強化などを講じていかねばならず、今後、人口減少が不可避的に進んでいく中で、持続可能なまちづくり、公共サービスの維持をいかにしていくかが、大きな課題となっています。
私が市民の皆様の信託をいただき、平成22年2月に市長に就任して以来、4期16年が過ぎようとしています。この間、市政運営に全身全霊を傾け、諸課題に対峙(たいじ)し、次世代へつなぐまちづくりの礎が築けたものと確信しています。これもひとえに、市民の皆様の温かい励ましと力強いご支援の賜物(たまもの)と心より感謝申し上げます。
いつの時代も何かしらの課題を抱え、先人が英知と努力で乗り越えられてきました。この綾部市は、私たちの先祖が営々として築き、育て、伝承してきた長い歴史の積み重ねであります。歴史を顧みると、「不確実な時代」は「変化」が生まれる時代であるとも言えます。オール綾部で地域の価値を高め、新たな魅力を創出し、若い世代が未来に展望を持て、ふるさと綾部の将来がより良いものとなるよう、その実現に向け、引き続き皆様のご支援とご厚情を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、皆様のご多幸とご健勝、内外の平和と安寧をお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。