- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府綾部市
- 広報紙名 : 広報あやべねっと 令和7年8月号
■図書館「なつのつどい」
親子でミニミニシアターと点字体験
市は7月13日、青野町の図書館で「なつのつどい」を開催しました。ミニミニシアターでは、真っ暗な中、ブラックライトを使って「おばけなんてないさ」「大きな古時計」「金のオノ銀のオノ」を上演。家族連れが一緒に歌ったり、物語に聞き入ったりして楽しみました。
また、丹後視力障害者福祉センターの職員を招き、親子で体験する点字教室も実施しました。参加者は、点字を打つための道具を使い、メッセージカードや名刺作りに挑戦。弱視の人の見え方体験などもあり、見えない・見えにくい人を支える道具や暮らしについて理解を深めました。
■夜の市が9年ぶりに復活
「あやべ夜の市」(持ちつ持たれつ実行委員会主催)が7月19日、あやパーク(並松町)で開催されました。同イベントは平成28年以来、9年ぶりに復活。昔懐かしい雰囲気を演出するため、キッチンカーを無くし、屋台だけで構成されました。会場では、和太鼓演奏やヒーローショー、鮎つかみ体験などさまざまな催しが繰り広げられ、来場者は、夏の夜のひとときを満喫していました。
■親子で乳牛とふれあい体験
7月28日、府畜産センター(位田町)で開催された「乳牛ふれあい体験」に、親子連れが多数参加しました。参加者は4組に分かれて、牛舎の見学やエサやり、搾乳体験に挑戦。普段は触れることのない乳牛に、子どもたちは目を輝かせていました。西八田小学校6年生の山田草(そう)君は「最初は牛の大きさに驚いたけれど、動物が好きなので触るのは怖くなかった。実際に体験してみて初めて知ったことも多く、良い思い出になった」と笑顔で話していました。
■清流で「見釣り」に挑戦
上林川を守る会(西川卓男会長)と子育てサークルふれあいセミナー(池田香理代表)は7月19日、ふるさとの川に興味を持ってもらう機会にと、弓削橋付近(五津合町)の上林川で「魚つり教室」を開催しました。市内の多数の小・中学生が、短いさおを使い水中をのぞいて釣る「見釣り」に挑戦。青空の下、夏の暑さを忘れて魚影を追いました。父親と参加した田中陽輝(はるき)君(綾部小学校2年生)は「釣れて楽しかった。また来たい」と顔をほころばせました。
■あやパークで花火満喫
綾部の夏の一大イベント「あやべ水無月まつり」(同まつり実行委員会主催)が7月26日、市街地一帯を会場に開催されました。「あやべ良さ来い」が行われたあやべ・日東精工アリーナ駐車場(市民センター、西町三丁目)では、出演者が迫力ある太鼓演奏やダンス、よさこいを次々と披露。会場は、観客の拍手と熱気に包まれました。
本年は、「あやパーク」(並松町)を花火の観覧場所として開放しました。夕刻になり、花火打ち上げの時間が近付くと芝生広場に家族連れや若者たちが続々と来場。4,000発の花火が夜空を彩るたびに歓声を上げていました。
■戦争と平和を考える
地球市民の集い実行委員会(委員長、山崎善也・綾部市長)は7月30日から8月24日まで、原爆ポスター展を図書館の特別展示「80年前、日本は戦場だった。」と同時開催。訪れた人は、広島平和記念資料館から提供を受けた「原爆の絵」や世界連邦運動の取り組みを紹介するパネル、戦争に関連する図書などを熱心に観覧し、平和への思いを募らせていました。