くらし がんばってます!水源の里・内久井

私たちの心のふるさと、あやべ水源の里。その活動を順に紹介しながら、集落の〝元気のヒミツ〞や日々を楽しく暮らすコツを探ります。

■納涼祭を契機にUターン増へ
内久井町は、市内西部地域を流れる犀(さい)川流域の最奥に位置する集落。高齢化や空き家の増加が進む中、地元出身者のUターンを促進するため、令和2年に水源の里・内久井は発足しました。
主な活動は、納涼祭の企画・運営です。祭りは、盆の墓参りに合わせ、毎年8月13日に自治会と協力して開催。住民や帰省した家族が集い、交流を深める場として定着し、顔の見える関係づくりにつながっています。「遠方に住む集落出身者が、地域行事に参加してくれる機会が増え、Uターン者もあった」と倉橋正暢(まさのぶ)代表。「今後は、西部いきいきセンターとも連携し、コミュニティーの維持と活性化に取り組んでいきたい。集落にある資源を活用して、新しい事業ができたら―」と意気込みを語ります。