健康 笑顔で健やか宇治のまち

■保健師が健康づくりに役立つ情報をお伝えします。
◇11月14日は世界糖尿病デー
毎年11月14日を「世界糖尿病デー」として、世界中で糖尿病抑制に向けたキャンペーンの推進やブルーライトアップが実施されています。

◇糖尿病が増加!
宇治市では、血糖コントロール不良者や糖尿病の有病者が増加しています。糖尿病は、血液中の糖分が高くなり、自覚症状のないまま血管が傷つき、様々な合併症を引き起こす病気です。年に一回の健康診断で早期・発見し血糖値をコントロールすることが大切です。
健康診断で血糖値やHbA1cの値が高い場合は放置せず、医療機関を受診しましょう。
※HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)とは、ヘモグロビンが血液中の糖と結合した割合(%)を表す指標で、過去1～2カ月の平均的血糖値を反映

◇糖尿病3大合併症「し・め・じ」
[し]神経の障害…手足のしびれ、足の切断のリスク
[め]目の障害…目が見えなくなる
[じ]腎臓の障害…人工透析のリスク

◇糖尿病を予防するために
・野菜を食べよう
葉物野菜を最初に食べて「ベジファースト」にすることで、急激な血糖値上昇を抑えてくれる働きがあります。

・一日3食バランスよく
主食・主菜・副菜をそろえて栄養バランスを意識し、ゆっくりよく噛んで腹八分目にすることが糖尿病予防に効果があります。血糖値の急激な変動を防ぐため、一日3食規則的にとりましょう。

・適度な運動と睡眠
運動時には大量のエネルギーが筋肉で必要となり、血中のブドウ糖が大量に筋肉で消費されることで高血糖が改善されます。また、運動により血流が良くなり、副交感神経が刺激され、インスリンの働きを活性化させる効果があります。睡眠にも同様の効果があります。

▽食後高血糖予防にもなる健康体操!
宇治市オリジナル健康体操「チャチャ王国のおうじちゃま　～げんき!!ちゃまちゃま体操～」を宇治市ホームページで紹介しています。「ゆったりバージョン」もあります!

参考文献：宇治市健康づくり・食育推進計画(第2次)、e-ヘルスネット(厚生労働省)

問合せ：健康づくり推進課