- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府長岡京市
- 広報紙名 : 広報長岡京 2025年4月号
■消費者トラブル
自分で毛染めをした後に、外出した。目的地に到着したところでだんだん意識がもうろうとしてきたため、病院で診てもらった。アナフィラキシーショックを起こしているとのことで、抗アレルギー注射を打ってもらい、事なきを得た。
■知っておこう
ヘアカラーリング剤の中でも、ヘアカラー、ヘアダイ、白髪染め、おしゃれ染めなどと呼ばれる「酸化染毛剤」は、アレルギー性接触皮膚炎を起こしやすい傾向があります。また、さまざまな症状が現れる急性のアレルギーであるアナフィラキシーが起こることがあります。
これまで異常を感じたことがなくても、継続的に毛染めをするうちにアレルギーになることがあります。酸化染毛剤を使用する際は、必ず毎回パッチテストをしましょう。
酸化染毛剤で一度でも、かゆみや赤み、痛みなどの異常があった人は、絶対に使用しないでください。パッチテストもしてはいけません。使用し続けると次第に症状が重くなる場合があります。
異常を感じた場合は、使用をやめて、医療機関を受診しましょう。国民生活センターホームページに事例が掲載されています。
問合せ:長岡京市消費生活センター
受付…火曜日を除く平日(午前9時~正午・午後1時~4時)
【電話】955-3179