- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府長岡京市
- 広報紙名 : 広報長岡京 2025年11月号
■消費者トラブル
自宅マンションのリースバック契約を結び、約1,600万円で売却した。その際「自宅はそのまま住み続けられる。家賃は約6万円」と言われた。しかし3年後、家賃が11万円になった。問い合わせると「3年経ったら家賃が上がると説明している」と言われたが、契約時には気が付かなかった。家賃を払えなくなるのではと心配だ。
■知っておこう
住宅のリースバック契約とは、自宅を売却する契約と同時に賃貸借契約を結んで、家賃を払いながら同じ家に住み続けるという仕組みです。無条件で住み続けられるものではなく、家賃が支払えなくなれば退去しなくてはなりません。家賃を支払い続けられるか、契約の種類や期間などをよく確認しましょう。また、自宅を不動産業者に売却した場合、クーリング・オフは適用されず、無条件で契約を解除することはできません。安易に契約しないようご注意ください。
契約を考える際には、まず複数の事業者や公的窓口から情報収集を行い、リースバックが本当に自分のライフプランに合っているのか、他に適した方法があるかも含め、条件や手法を比較検討しましょう。国土交通省が策定・公表している「住宅のリースバックに関するガイドブック」もご活用ください。
問合せ:長岡京市消費生活センター
【電話】955-3179[受付]火曜日を除く平日(午前9時~正午・午後1時~4時)
