くらし ご用心!くらしの中の事故!その製品、安全に使っていますか?

■事例(1) 食品による窒息に注意!
1歳の幼児が球形のチーズを食べたところ、喉に詰まらせた。背中を強くたたいたが吐き出せず、救急車を呼んだ。

◇被害を防ぐために
・球状の食べ物は小さくカットしましょう。特に、キャンディーのような球形のチーズは、かむ力が弱い幼児が食べると喉に詰まらせ、窒息する恐れがあります。食べ終わるまで見守りましょう。
・あめ・グミ・豆・ミニトマト・ブドウ・パン類などでも喉に詰まらせる事故が起きており、注意が必要です。
・窒息や誤えんを起こしやすい豆類は、5歳以下のこどもには食べさせないでください。
・窒息したと思ったらすぐに119番に電話し、背部叩打法(はいぶこうだほう)などにより異物除去を試みましょう。
詳しくは、こども家庭庁ホームページの「応急手当方法」(本紙の二次元コード参照)を確認してください

■事例(2) ボタン電池の誤飲に注意!
2歳の幼児がボタン電池で動くおもちゃで遊んでいると、電池入れのふたが外れ、取れたボタン電池を飲み込んだ。病院のレントゲン検査で胃の中に異物が認められ、内視鏡でボタン電池の摘出を行った。

◇被害を防ぐために
・おもちゃ・リモコン・キッチンタイマー・体温計などにボタン電池が使用されています。ボタン電池を飲み込んでしまうと体内で電気分解によりアルカリ性の液体が作られ、食道や胃などの消化管を溶かし重とくなけがにつながります。
・ボタン電池を使用している製品は、こどもの手の届くところに置かないでください。
・製品が落ちたはずみで電池が飛び出すことがありますので、落下しやすいところに置かないようにしましょう。
・もし飲み込んでしまった場合は、すぐに医師の診断を受けてください。
詳しくは、国民生活センターホームページ(本紙の二次元コード参照)を確認してください。

問合せ先:消費生活センター(産業振興課内)
【電話】63-1240(平日午前9時~正午・午後1時~4時)