くらし 100周年をお祝い こまねこ駅長

■開業100周年記念式典を開催
宮津線峰山駅・京丹後大宮駅開業100周年記念式典」を開催し、鉄道関係者や地域住民、通学利用の地元高校生らが出席しました。式典では、大正14年11月当時の峰山駅開業祝賀行事を映したフィルム上映会が行われ、曾祖父母にあたる先代の住民が町中に祝賀の輪を広げた様子が映し出され、参列者は、開業当時に想いを馳せました。また、峰山町にある金刀比羅神社に鎮座する狛猫にちなみ「1日こまねこ駅長」の任命式が開催され、オス猫のバーナビィーくんに任命書が渡される様子が全国ニュースに取り上げられるなど駅長として京都丹後鉄道の知名度向上に繋がるイベントとなりました。
式典を主催した100周年記念事業実行委員会では、今後、これまでの鉄道の歩みをこれからの次の100年に繋げる記録動画を作成し、後世へと想いを届けるために活動していきます。

■鉄道に笑顔を乗せて
大正時代の鉄道開通、駅開業から昭和、平成、そして令和、子どもから大人までたくさんの笑顔を乗せて走ってきた京都丹後鉄道。時代が変わるにつれて、自動車の普及や交通手段の多様化、人口の減少などさまざまな要因で鉄道を取り巻く環境は大きく変化してきました。この状況を打開しようと京丹後市、京都丹後鉄道、そして市民の皆さんのチカラを借りて着実に鉄道事業の再構築が走り始めています。今、新しいまちづくりにおいて京都丹後鉄道が果たす役割を再確認する100年という節目に立っています。この機会にあなたも鉄道に乗って考えてみませんか?