- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府久御山町
- 広報紙名 : まちの総合情報紙 広報くみやま 令和7年10月1日号 No.1176
■乳児期の子育て
生後28日までを新生児といい、1歳になるまでを乳児といいます。乳児期の赤ちゃんの発達や発育は著しく、戸惑うことがあるかもしれません。眠る・泣く・飲むだった新生児期から、3か月までには日中に起きる時間が長くなってきます。「あー」「うー」と声を出し、ご機嫌な姿も出てくるでしょう。ママ・パパのなかには、「奇声をあげているようで心配」と言う人もいますが、安心してください。これは、言葉を話す準備段階で、発声を周囲の反応を楽しみながら行っているので、笑顔で「たのしいのね」「じょうずだね」などと話しかけてみてください。
首がすわり、寝返りもできるようになると、うつぶせの状態で「おもちゃをつかみにいきたい」という気持ちがでてきます。届きそうで届かないところにおもちゃを置くことで、『ずりばい』ができることがありますので、遊びながらやってみてください。寝返りは思わずできてしまうこともあるので、ソファなどからの転落に気を付けてください。
ずりばいや、寝返りで移動できるようになると、小さなものを口にいれてしまうことがあるので、口にいれてはいけないものは床に置かないようにしましょう。
『はいはい』をしだすと、さらに行動範囲は増していきます。探検してみようという気持ちになり、「これはなんだ?」と興味を持ったところに向かっていきます。手で体を支える力もついてくるので、つかまり立ちをする子もでてきます。つかまり立ちをすると、歩くまではもうすぐです。
1歳までに歩き出す子もいれば、まだまだというお子さんもいます。あせらずに自分のペースで成長していく姿を見守りましょう。
問合せ:子育て支援課
