- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府井手町
- 広報紙名 : 広報いで 令和7年9月号 No.636
地籍調査とは、主に市町村が主体となって、一筆ごとの土地の所有者、地番、地目を調査し、境界の位置と面積を測量する調査であり、土地の国勢調査ともいうべきもので、国をあげて実施される大切な国土調査です。
「地籍」とは、いわば「土地に関する戸籍」のことです。各個人には固有の「戸籍」という情報があり、様々な行政場面で活用されているのと同様に、土地についても「地籍」の情報が行政の様々な場面で活用されています。
土地に関する記録は登記所において管理されていますが、土地の位置や形状等を示す情報として登記所に備え付けられている地図や図面は、その半分ほどが明治時代の地租改正時に作られた地図(公図)などをもとにしたものです。
そのため登記所に備え付けられている地図や図面は、境界や形状などが現実とは異なっている場合が多くあり、また、登記簿に記載された土地の面積も、正確ではない場合があるのが実態です。地籍調査が行われることにより、その成果は登記所にも送られ、登記簿の記載が修正され、地図が更新されることになります。
井手町においては、平成31年・令和元年度から調査を開始しており、令和7年度においては、「柴木田・西前田・塚本・砂子田・道心田」の一部地域が調査対象となります。
現地調査(一筆地調査)には関係土地所有者(相続人含む)の立会いが必要となり、対象者の方々には個別で立会いの案内をお送りさせていただきますが、事前に委託業者(株式会社京都イングス)において現地確認を行いますので、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
※なお、委託業者は井手町から発行しております身分証明書および腕章を身につけて調査を行います。
問合せ:建設課
【電話】82-6167