くらし 「ざっくばらんなおしゃべり会in筒川地区コミュニティセンター」を開催しました

■生活支援体制整備事業「ざっくばらんなおしゃべり会in筒川地区コミュニティセンター」を開催しました

みなさん、お住まいの地域で歳を重ねていくということを想像していますか?いくつになっても人との繋がりや関わりを持って生活を送ることは、元気に暮らすために重要なことです。
ざっくばらんなおしゃべり会は、住み慣れた場所で元気に暮らし続けるためにはどうしたらいいか、何が必要か等をざっくばらんにお話しする会です。地域の中で気軽に立ち寄れる場所で開催しています。
今回は筒川地区コミュニティセンター(指定管理者:伊根町農村RMO推進会議)で開催しました。子育て支援センター「ぽれぽれ」も合同で開催し、子どもから高齢者まで世代間交流をしながら楽しくおしゃべりをしました。

7月25日、金曜日。今日は1日ざっくばらんなおしゃべり会。
午前中は出張ぽれぽれ。この日は、様々な話題が書かれたサイコロが子どもたちのおもちゃ。体の3分の1ほどもある大きなサイコロを投げる姿に、周囲に笑顔の花が咲く。「伊根町にあったらいいなこんな場所」では、「子どもをのびのび遊ばせられる公園が欲しい」と多くのお母さんが望む。

▽そこに子どもがいるだけで
地域に子どもが少なく、高齢者が子どもと触れ合う機会はほとんどない。「かわいいなぁ」。そこに子どもがいるだけで、自然と笑みがこぼれる。人が集まってくる。
お昼ご飯は、みんなで伊根町の食材たっぷりの農村RMOのお弁当をいただく。美味しいご飯にアイデアもふくらむ。
近くにお店がなくても、今はネットで簡単に買い物ができる時代。しかし高齢者にとっては〝それ〞が難しい。たとえばここでの月1回のサロンの時に、みんなで画面を見ながら、「これが欲しい!」と注文できるようになったらみんな助かるのではないか、と面白いアイデアが飛び出す。
〝それ〞が得意な若者の出番が来そうな予感。

▽壁一面、夢でいっぱいに
施設の廊下に「わたしの夢」「ここでこんなことしてみたい」などを自由に描ける模造紙を設置。「わたしの特技こんな役に立つかも」という項目では「おしゃべりが得意」「走るのが得意」「YouTubeをあげるのが得意」と楽しい文字が並ぶ。この模造紙からみんなの特技が繋がって、地域を明るくする何かが生まれそう。

▽まさにこういうことをしたかった
80代の男性参加者は「今は寄り合いがほとんどなくて寂しい。今日は好奇心で来てみた。知らん間にこんな人たちの中に入れて浮ついてる」と嬉し恥ずかしの表情。
赤ちゃんから高齢者までが集い、コーヒー片手にお話したり、赤ちゃんと触れ合ったり、フリマでほしいものを見つけたり。農村RMOの松山さんは「いろんな世代が集まって楽しいことをする。まさにこういうことがしたかった」と笑顔を見せる。
母の病気をきっかけに戻ることになった筒川。「ここをもう一度再生したい」。筒川地区コミュニティセンターがその夢の拠点になりそうだ。

■次回のざっくばらんなおしゃべり会
日時:9月25日(木)13時30分~
場所:本庄上野尻 玄か~sizuka~
参加費:500円(飲み物・お茶菓子付き)
申込締切:9月17日
申込先:伊根町社協【電話】32-0176
「いねばん」「社協Instagram」でもお知らせします。

お問合せ:
・伊根町社会福祉協議会【電話】32-0176
・伊根町地域包括支援センター【電話】32-3041