くらし まちのわだい Town Topics
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- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府伊根町
- 広報紙名 : 広報伊根 2025年11月号(第652号)
■伊根町一周駅伝 新たなコースを快走
11月3日(月・祝)、木々が色づく秋の季節に伊根町一周駅伝競走大会を開催しました。
今年で55回目を迎えた歴史ある大会は、今回からコースの変更を行い、筒川地区コミュニティセンターをスタートし、役場までたすきを繋ぐ6区間(12.4km)となりました。
当日は時折雨もみられましたが、沿道住民の皆様から送られる拍手や声援に応えて、選手達は元気に疾走しました。
大会結果は次のとおり、伊根町スポーツ協会伊根支部が27年ぶりの優勝に輝きました。
大会の運営・応援にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
▽総合成績
1位 伊根町スポーツ協会伊根支部 [大会記録]46分53秒
2位 伊根町スポーツ協会本庄支部 48分00秒
3位 伊根町スポーツ協会朝妻支部A 50分35秒
4位 伊根ティーチャーズ 52分39秒
5位 爆走ランナー伊根中 53分30秒
6位 爆風スランプいーねちゃん 54分43秒
7位 日の出会 56分24秒
8位 伊根町スポーツ協会朝妻支部K 57分05秒
9位 チームいねっこ 58分46秒
10位 本庄ランナーズ 1時間07分43秒
※区間賞に関しては、本紙をご覧ください。
■うみゃーもん祭 開催!
▽大好評!伊根町産野菜たっぷりのおみそ汁
11月9日(日)、「伊根のうみゃーもん祭り」が開催されました。
今年は伊根町産の野菜をたっぷりと使用し、大鍋でじっくり煮込んだおみそ汁がふるまわれ、「体が温まる。」と大好評でした。
恒例の株式会社大起水産によるマグロの解体ショーでは、伊根沖で育てられた150kgの大きな黒マグロが迫力満点の包丁さばきで解体され、来場者が熱心にカメラを向けていました。
また、地元産の農・水産物や加工品の販売コーナーには伊根町ならではの食材が並び、野菜詰め放題のブースでは袋が破れないよう工夫しながら隙間なく唐辛子やさつまいもを入れていく方も見られたほか、縁日やぬりえコーナーでは、雨合羽を着た子どもたちが寒さに負けず楽しんでいました。
あいにくの雨の中での開催となりましたが、約500人の方にお越しいただき、伊根町の「うみゃーもん」をたっぷり味わっていただく機会となりました。
▽和束町、泉佐野市の販売ブースも賑わいました
友好交流の推進に関する協定を締結している和束町と、ふるさと逸品協定を締結している大阪府泉佐野市からも出展いただきました。
和束町のブースでは高級ほうじ茶の詰め放題やお茶の試飲が行われ、泉佐野市のブースでは特産品である水ナスの漬物と泉州タオルが販売され、水ナスの漬物は昼過ぎに完売しました。
両市町の特産品は広く知られていますが、名前を知っていても実際に見るのは初めてという方もおられ、ブースを訪れた方は興味深そうに連携市町の特産品を手に取られていました。
■助けてほしい時に「助けて」と言える地域を目指して〜蒲入「うみべの会」〜
高齢化と人口減少が進む伊根町では、同じ地区内でも日中に人と会う機会が減り、昔はよく見られた近所の方との井戸端会議もあまり見られなくなりました。
そんな中、蒲入区では「うみべの会」を立ち上げ、地域の方が集まる機会を作っています。今回は、この「うみべの会」の様子を紹介します。
「うみべの会」は、濵中勝さん、濵中かな枝さん、松田京子さんの3人が発起人となり、令和7年6月から月1回、地域のみなさんに声をかけて集まっています。
(1)地域の伝統や習慣の継承、(2)興味のあること、楽しい時間を過ごす、(3)困っていること、難儀なことを遠慮なく言い合い、助け合える雰囲気づくり、関係性づくり、の3つをコンセプトにして、体操をしたり、オカリナ演奏会を開催したり、買い物ツアーや遠足を企画するなど地域の方の楽しみの機会を作っています。
「普段はあいさつ程度しかしなくても、ここに来れば話す機会になる」「おいしいものをよばれて、楽しくて元気になる」「みんなの顔が見れてうれしい」と地域の方も毎回楽しみにしています。
参加者だけでなく、発起人の濵中さん達も「地域への恩返しとまではいかないが、地域の人が困っている事があれば何かしたい」「会の企画をすることで生活にメリハリができる」とやりがいを感じています。
高齢化の進む伊根町では、自助(個人の努力)、互助(近隣や共同体との支え合い)の取組みが大切になります。「うみべの会」は、参加者だけでなく、支える側も元気になる、互助の関係づくりができている素敵な会です。
この会を立ち上げるにあたり、蒲入区では「伊根町高齢者居場所づくり補助金(※)」を活用し、様々な行事を実施しています。みなさんの地域でも、気軽に集まれて、みんなが元気になる居場所づくりをしませんか。
※伊根町高齢者居場所づくり補助金
高齢者の自立支援を促進するため、住民の方全てが支え合う地域を目指す支え合いの創出拠点(居場所)の設置及び運営に要する経費を補助するもので、補助対象は自治会です。
補助金に関する詳細等は地域包括支援センターまでお問合せください。
問合せ:地域包括支援センター
【電話】32-3041
■令和7年度伊根町自治功労者表彰式を開催
11月3日(月・祝)、伊根町コミュニティセンターほっと館で、伊根町自治功労者表彰式を開催しました。
永きにわたり、伊根町教育委員会委員として教育行政の発展と振興にご尽力いただいた小南栄作氏(新井)に町長から表彰状と記念品が贈られました。
■伊根保育園で人権の花運動を実施
10月16日(木)、伊根保育園で人権の花運動の植え付け式を実施しました。
子どもたちは、人権擁護委員による人権についての説明を熱心に聞き、京都府人権の花である「すいせん」の球根を植えました。
人権の花運動は、子どもたちが協力して花を育てることで、生命の大切さを学び、優しさと思いやりの心を育てることを目的としています。
子どもたちが大切に育てる「すいせん」の花は、伊根保育園で2月から3月頃に開花する見込みです。「すいせん」の花が、人権を守ることの大切さを考えるきっかけとなることを願います。
